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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
一章 危険区域
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3話 加護と追放

 前回。

ステータス確認。あれ?すごい《棒読み》。加護見てみよう!


 加護ってどんな効果あるんだろう?



転生神(ミラクリス)の加護LvMax》

獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。


《闘神の加護LvMax》

獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大、戦闘時ステータス2倍。


《創造神の加護LvMax》

獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。何かを作る時必ず成功する。


《魔法神の加護LvMax》

獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。オリジナル魔法を作りやすくなる。


《生命神の加護LvMax》

獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。


『追記』

他にも加護を与えたがっている神が多くいると思いますが、強く生きてください!(ミラクリス)



丸投げされた。


ミラクリスは加護を与えようとしている神を止めるのに必死だったが、諦めたらしい。これから何かしらの接触がある可能性があるかもしれない。


ステータスを閉じ、村の方へ歩き始める。


村には独り暮らしをしていた家があり、自分一人で建てたものだ。他にも家具や料理も自分で作り、快適に過ごせるようにしてきたために趣味は何一つない。


そう考えているうちに村の門についた。


そこには村長が立っていて後ろにも大人が何人も立っていた。


「お前はこの村から追放する。荷物も持って早く出ていけ!この人殺しが!」


ミラクリスが言った通りになった。


すぐに家の中に入り荷物をまとめる。


古代魔法の中に時空魔法があったはず。Lv1だから『収納』が使える。


頭の中に浮かんできたイメージ通りに魔力を動かす。そして食器や調理器具、家具をどんどん入れていく。


あっという間に家の中は何もなになった。


気づかれずに村を出る方法を考えているとスキル『透過』の知識が浮かんでくる。その知識と同じように自分の魔力を空気中に漂う魔力と同化させ、その状態で村長がいる門の前まで行く。


「あんたの息子殺されちまったの俺は見たんだ。これ以上死人を出さないために殺した方がいい」


「しかし息子は俺と同じくらい強かったはず」


「なら人数が多ければいいはずだ。囲んじまえば殺せるぜ」


どうやら最初から殺す気だったらしい。だが数メートル近づいているはずなのに気づいていない。うまく発動しているみたいだ。


もうすでにこの村から追放された身だ。このままいなくなってもデメリットはない。


レンは透過を使ったまま村長達の横を素通りし、森の中へ入っていく。


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