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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
終章 神として
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184話 封印されし場所

 ブラックコーヒーがぶ飲みでなんとか書き終えた。ではおやすみなさい。

「そんな…………」


膝から崩れ落ちている澪。その回りにはキリヒメ達と参加していたのであろう神王達が悔しがったり、澪のようになっている。


このメンバーはレンを捕まえるのに負けたメンバーだ。そして勝ったのは―――――


「あの~レンさん?いつまで抱きついてるんですか?話を進めてもよろしいんでしょうか?」


「ごめんなさい、私も手伝うと言って釣ったらこうなってしまいました。話はしていいですよ。もし聞いていなかったら私から伝えますので」


レンに抱きつかれているライルが勝者だった。ライルが言った通り、嫌がり逃げるレンを追う皆をよそに念話で伝えたのだ。「私も手伝うからこっちにおいで?」と。


そしたらトキヒメの魔導具の効果を掻い潜ってまで転移して抱きつき、そしてそれを見た澪達が崩れ落ちたということだ。


これにより勝者はライルということで事態は収まった。


レンは涙目で逃げていたために、助かったこととライルなら大丈夫だろうという気持ちが勝った。何をされるのかは別として。


え?それには触れないのかって?いやですねぇ。命が惜しいので言いませんよ~。(必死)


「では、話しますね。今からある場所に向かうんですが、向かった先がですね………神王界の端っこにある扉の中なんですよ」


そう言いながらトキヒメが魔導具でその映像を写し出した。


「なにこれ?」


明らかに禍々しくも危険なものにも見えないピンク色の扉があった。よく見るとピンク色の扉にピンク色の鎖というなんとも言えないものだ。


「こ、これはですね、私のスキルと呪いの色なんです………」


色?と疑問符を浮かべてしまうが次に出た言葉で理解する。


「創造神王になった時にある人を封印したんです。それがこの中にいる人なんですが、封印される前に私に呪いをかけたんです。作るもの全てがピンク系の色になってしまうという呪いを」


趣味悪っ、その人の趣味どうなってんの?だから魔導具の色がほとんどピンク色だったのか。ん、人って言った?


「もうお気づきだと思いますが、封印した人は神王界の暴君と呼ばれていた私の夫でありキリヒメの父です」


………会いたくないので帰っていいかな?


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