表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
終章 神として
186/213

183話 封印

 昼夜逆転………

「では神王の長としてすべきことを言います。ちゃんと聞いてくださいね?」


つまり耳を塞いだり逃げたりするなとということですか。逃げ道塞ぐように所々に変な魔導具置いてるし、何この紙みたいなの。『話を聞かない者にはお仕置きとしてあなたのもっとも近くにいる人達の言うことを必ず一つずつ聞くこと』………殺す気か!?


レンにとって回避したい内容が書かれていた。こうなっては聞く道以外に他はない。


「………よろしい。まず一つ目は神王達の管理と新たに神王へ昇った者を導くことです。まあ、これはなんとかなるので大丈夫だと思われるのでいいでしょう」


チラッと澪達といる神王達を見てから言う。確かにレンが一言言っただけで動きそうな者達しかいない。


「二つ目は邪神と化した神や神王を滅することです。これはあなたが手を振るったら一瞬で終わるので問題はありません」


妙に重要なことなんだけど………


「では最後の三つ目ですが、これだけちょっと面倒なんですよねぇ」


なにが面倒なんですよねぇだ。だったら言わなくていいから終わってくれ。


「早く終われと思ってるみたいですし言いますね。世界に害を及ぼすと判断された魔物や神獣、神の封印と対策です」


「やっぱり長になるのやめ」「ダメです」「ですよねー」


一番やりたくないことがすべきことって。スローライフは出来ないのか………。


「ということで説明は終わりなので今から三つ目の中の一つをやっていただきますね」


「今から?」


「今からです」


「……」


「……」


沈黙が走り、澪達も様子を見ている。


そして創造神王の気が少しだけレンから違う方へ向いた瞬間をついて逃げ出した。


「しまった!?皆さん捕まえてください!捕まえた人には丸一日レンさんと二人っきりで入れる権利を与えます!」


その言葉で場はざわめき澪達が最初に動いた。レンのことに関することには、体が動いてしまう澪達であった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ