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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
終章 神として
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180話 空間修復

 …………もう寝ます!

 今、神王界を治している。何故かって?空間自体を半壊させてしまったために修復し終わるまではここから帰さないとまで言われてしまっているからだ。


現在の状況はやっと半分まで終わったというところ。これだけで一時間かかってしまっている。


無数にある斬撃の跡を一つ一つ治しているため進行が遅く、たった一人でこの作業をやっていて他の神王は手を出さずに眺めている。


何故手を出さないかというと、この斬撃の跡はレン以外が治そうとしても逆に悪化し、壊れていく。しかも触れた人にも影響がある。


これを知った創造神王は「このままでは本当に終焉を迎えてしまうじゃないですか!どうしてくれるんです?」と言いながらあることで脅迫してきた。


それは澪達の言うことを一ヶ月間、逆らわずに聞くという内容だ。これは嫌だと思い、一人で修復することを承諾した。


断ったら絶対にやらせる。あの人はそういう人だと改めて思った。


それはそうとして空間修復の件だ。治すために空間を破壊していく要素を消した後、練りに練った神力で再生させる。これを繰り返す。小さければすぐに終わるが、半分以上が大きい。すぐに終わらせたくてもまだ後半分も残っている。


ていうか手を止めないように真後ろから創造神王に監視されてて休もうにも休めない。それだけじゃなく頭の中に脅迫の言葉を送ってこようとしてはラグナに消されてを繰り返してる。何してんの?




それから約一時間、やっと終わるとレンが安堵し、最後の一つの巨大な跡を修復しようとしたが、その巨大な斬撃の跡が別の空間に繋がってしまっていた。


おいおい嘘だろ?やっと終わると思ったのに何なんだ。


ため息を吐き、別の空間に繋がってしまった跡に手をかざす――――いきなり空間から現れた手によってレンの手首辺りが掴まれた。


ま、まさか……………この気配は。


嫌な予感が的中しないでほしいと願いながらもゆっくりと掴まれた腕を引いた。


「あ、やっぱりレンだ!」


嬉しそうな声で言うレイがでてきた。


………他のメンバーも来るな。


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