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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
終章 神として
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159話 神王達からの連絡

 前回。

いやぁ、逃げ場のは辛い。

「内容は?」


これはチャンスとラグナのパフェを貰いながら聞く。


「『少しだけ早まって明日に強制的に呼ばれるからよろしく』ってきたとか言ってた」


早まったって言われても明日かぁ。


「わかった、ありがとう。それとラグナが全部食べていいんだよ?」


しかし首を振りレンから渡されたパフェを自分で掬い、レンの口へと運ぶ。


いやいやいや、誰から教わったんだよ。………スカイが原因か。


ドアの隙間から覗き見しているスカイに悟られないようにしながら転移で目の前に連れてくる。


「あ、えっと、そのぉ」


さすがに予想外だったようで焦っているみたいだ。その焦っている姿は中々みれないので珍しく思った。


「今回のは許すけどラグナに変なこと教えたりしたら次はスキルと魔法使えないようにしてから神獣達がうじゃうじゃいるど真ん中に転移させるからね?隠れて聞いてるレイン達も」


出てきたレイン達とスカイはしょぼんとしているがその間もラグナにパフェを口に運ばれる。膝に乗られているために動けないので仕方なくだ。ラグナは自分がやりたいと思ったことは押し通す。



パフェがなくなるまで付き合った後、ラグナを連れて元創造神のところに転移する。


「ん?おお、来たのか」


連絡をしおわったからそうなるのはわかるけど………その服はなに?


「この服か?この服は澪達のいた世界から取り寄せたものじゃ」


なぜそんなことができるんだ………


「そうじゃった。あのあとまた連絡もらったんじゃった。『終焉神王の実力知りたい馬鹿が数名いるからごめんなさい』じゃとよ。まったく、神王様達も大変じゃのう」


やっぱりか。どうせ戦うんだろうなとは思ってたけど、連絡するほど止められなかったのか。どうにでもなれ!


めんどくさいと思いながらも避けられない戦いということで諦めるレン。それを見たラグナが抱きつき上目遣いしてくる。


「大丈夫?一緒に戦うから乗り越えられると思う。というか絶対にそいつの神力すっからかんにしてやる」


軽く神王を殺すと言っているようにも聞こえるがラグナに頭撫でてと言われたのでそんなことはどうでもいいと頭の片隅においやった。


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