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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
三章 魔王襲来
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151話 ラグナの護衛

 前回。

メイド服を着た人見てみたい………勿論男は駄目!

「もう周りに欲しいものもないし戻るか」


そう言うとラグナは元の球体に戻った。その際に体ごと球体になったので回収する必要なかった。


スカイ達が向かってすぐに転移するといきなりラーナが泣きながら抱きついてこようとした。しかし球体からメイド服にいきなり戻ったラグナの『完全反射』によって吹き飛ばされてしまう。


吹き飛ばされた先で澪達に捕まり、連行されそうになっている。


「あれ?戻ってきたん………誰?」


「この感じる神力はレンのだけど………まさかラグナ?」


それに頷くと目を輝かせた日葵が暗殺神の能力を使って背後に周り、抱きつこうとする、が振れる前に元の場所に転移させられてしまう。


その間にレンに抱きつこうとしていた澪は魔力、神力を吸収されスッ転んだ。


「いくら奥さんでもレン以外に触られるのは駄目。でもこのメイド服を着た時は仕方なくだから」


「くっ、ずるいよ!」


日葵が叫んだ。


……ん?フィーナとレイが何かをこそこそと話してるな。あ、ラグナに念話がきた。


「……わかった」


皆が何が!?とハモっているがそれを無視してレンに抱きつく。


「分身置いてくから待ってて」


『増殖』で分身を作るとトテトテとフィーナとレイについていった。


まさかと思うがメイド服以外の服を着せるって言ってつったのかもしれないな。それを見た澪達が舌打ちしてるのは気になるが。


この時、澪達はラグナがいなくなった隙にレンに抱きつこうと思っていたが分身を置いていかれた為に抱きつけなかったから舌打ちした。


「そう言えばライル、レインの持っていった植物とか植え終わった?」


「うん、終わったよ。それから活性化させて一気に成長させておいた」


「そっか、ありがとう」


そう言ってレンから抱きついた。この時ラグナの分身が動かなかったことからレンからいくのは大丈夫らしい。


澪達は悔しそうにしていたが自分からいこうとした未来が日葵と同じように吸収されスッ転んだため諦めていた。


「主、戻った」


声が聞こえた方を見ると、花柄の入ったピンク色の和服を着ていた。この姿を見た澪達は歓声を上げていたが音を断絶させられたために聞こえなくなっていた。レンの近くにきていたフィーナとレイは逃れていたが。抱きついていたライルもだ。


ラグナは分身を消すとレンの前で一回転してみた。


「似合う?」


「ああ、似合ってる」


そう言うと表情を緩めた。


「ラグナちゃん、これをつけたらもっと可愛くなるよ?」


ライルは何故か持っていたかんざしをラグナの髪につけた。この事によりライルの評価は爆上がりした。

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