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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
三章 魔王襲来
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149話 神王覇玉ラグナ

 前回。

もう先がわかったはず……

 ラグナが嵌まって数秒後にピクリと指が動いた。そして目を開いた直後、勢いよく立ち上がった。


「―――あ。声が出せた。どうも主、喋れるようになっちゃいました」


そうですか………何がなんだかわからないんだけど………どうしよう。



《神王覇玉 ラグナ》

レン自身の魔力、霊力、神力を極限まで凝縮されてできた神玉が体を持ったことで進化した。体をレンの神器に変えることも可能であり、内包された魔力、霊力、神力で周りに神器を作り出すことも可能。


『ステータス千倍』『スキル効果千倍』『魔法効果千倍』『完全適応』『未来予知』『自動神域展開』『自動追尾』『自動再生』『任意増殖』『無限吸収』『破滅』『虚無』『不滅』『神王殺し』『神王覇気』『浮遊』『無効破壊』『完全反射』『神の意思』『全神魔法』『無限袋』『全知』『人化』『神器化』『神器創成』


内包されている魔力量、霊力量、神力量はレンの二倍。どこまで吸収出来るかは謎であり、ステータスはレンに依存。



人化もできる神器って……装備品にとりついた精霊とかはわかるけど神器が人化って、しかも調べてるうちに気づけば抱きついてるし。


ちょうど胸の辺りに抱きつきスリスリと頬擦りしている。


自らの意思で戦えるだけかと思ってたのにステータスは僕に依存するって強すぎじゃない?戦ってる最中に『任意増殖』を使われたら負けちゃうくらいに強い。あれ、もしかしてとんでもないもの創っちゃった?


「何していらっしゃるんですか?」


ピシッ!と空気が凍ったように感じる。ゆっくりと視線を向けるとそこにはスカイ達四人がたっていた。


「まさか………浮気でしょうか?」


「違うよ!?ていうかもうわかってるのにからかわないでくれるかな!?」


スカイの後ろにいた三人はプルプルと震えながら口許を抑えている。笑いをこらえているらしい。スカイも少しだけ口角が上がっていることからこらえてることがわかる。


「半分冗談です。それよりラグナ様が人化されたこと心よりお喜び申し上げます」


この人半分冗談っていったぞ………その半分ってなんなのさ!?


「そうだね。あと確認し終わったんだけど実は呪装備が出来上がってたんだけど―――――」


ラグナが人化した理由などを話す。


「なるほど……理解しました。これからはラグナ様も私達と一緒にレン様の側近としてメイド服を着ていただきますのでこちらに」


ラグナは離れるのを躊躇ったが何かを念話で言われたのかすぐにスカイ達の方へ向かっていった。


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