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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
三章 魔王襲来
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123話 有能すぎるメイド集団

 前回。

洗脳される魔王。ハイスペックすぎるメイド……怖いですねぇ。

「もう一度聞くけど、何これ?」


「レン様と奥様方のメイド集団です」


「……そうか」


「では、私達は仕事をさせていただきますね」


そう言ってすぐにスカイ達四人を中心に動き出した。スカイについていったメンバーは多くある家やお風呂の掃除。ウラルについていったメンバーは広大な畑の手入れなど。レインについていったメンバーは多くいるメンバーの料理作りと食材集め。アルマについていったメンバー(魔王も)は澪達のお世話など。


物凄い勢いで動いていく。ファンクラブのメンバーは元々神だと言うこともあり納得できるスピードだが、それ以上に動きが速すぎるスカイ達が相当の実力者だとわかった。


スカイ達は自分達の得意な仕事に行っていたために動きも滑らかだ。なぜそれがわかったかと言うとスキルを見たときに気づいた。


スカイが『清掃・極』、ウラルが『食物活性・極』、レインが『調理・極』、アルマが『お世話・極』と固有スキル持ちだった。しかもジョブを見ると神メイドと言う文字が目にはいる。


何故呼んだらメイドが出てきたのか分からないが運が良かったとしておくことにした。澪達はアルマに連れられていったところを見たあと、埋められている三人の目の前まで歩く。


「それで、何しに来たの?」


「今ごろかよ、て言うかふざけんじゃねぇ!俺等の魔王様を返しやがれ!」


あ、やっぱりそこですよね。わかってました。わかってましたけども!だって止められると思いますか!?なんか張り切ってるあのメイド集団みたら止めるどころか巻き込まれそうになるわ!


「ごめん。僕にはどうしようもない。だから……さよなら!」


「おい、ま―――」


レンは何か言おうとした鬼人達を転移で魔王城がある辺りに転移で飛ばした。


「お疲れ様です」


「おわっ!?」


真後ろに立っていたアルマに驚く。どの当たりからいたのか聞きたいところだが、先に今の澪達の現状を聞いた。


澪達は現在、アルマが連れていったメンバーにお世話されているらしい。それも雑用係のようにだとか。そしてアルマはレンのお世話のためにいるらしい。後でスカイ達も合流するとのこと。なんでそうなったか分からないが自分にだけ四人つくようだ。


「奥様方と本日増えた二人の奥様ですが、少しだけ御教授させていただきました」


「何を!?」


余計なことを教えられていなければいいなと思いながら家の方へとアルマの話を聞きながら歩いた。






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