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絶望した化け物は危険区域に住み着きます  作者: 不知火雫月
二章 開拓
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102話 圧倒的強者達2

 前回。

一人の神に対して五人とかズルくないですかね?

「剣神、暗殺神、魔神、聖神、海神か……ん?海神?」


「なんだよ、俺の顔を見て何かついてるとでも言いたいのか?」


見られていることを知った海神がわざと攻撃を強め、他の神が乱入できないようにもちこむ。


「いや、もしかしたら最近創造神達とお酒を飲んでた神じゃないかなと思いまして」


「それは俺のことだな。と言うことは創造神さん達が俺のところに転移させられてきた理由を知ってるんだな?」


「はい。じつは―――」


海神の攻撃を避けながら何があったかを話す。話している時に気づいたのだが、海神がレンと自分の周りに水のドームを作り、他の神が入ってこれないようにしていた。


もしかしたら話がしたくて乱入してきたのかもしれないと思ったレンは水のドームに重ねるように大海神の力で荒れ狂う海流でドームを作る。


「おいおいマジかよ。あんたは海神の一つ上の大海神か!ハハハハハハハハハハハハ!!そりゃあ攻撃が当たらねぇわけだ!」


海神は攻撃を止め持っていたトライデントを消した。そして椅子を二つ出す。


「座りな。あんたが作ったドームで外からは見えないんだろ?」


「ええ、海流でドームを作ったときから様々な攻撃をされてますが全て弾いています。それに海神さんのドームの上に重ね掛けしてますから見えてないはずです」


実は海流の中に小さな氷の礫が大量に入っているのは秘密だ。聖神の攻撃を跳ね返すために入れたものでもあるが素手や武器で攻撃してきたらボロボロにするほどの強度をもっているので海流の中に間違って入ってしまえばひとたまりもない。


レンは海神が座った目の前に座り、話の途中から喋りだした。海神は何故飛ばされてきたのかを聞くと大爆笑していた。それ以外でもレンが見られていた事や、自分のステータスの事、悩みの相談までした。


いつの間にか自分の加護をあげてしまうほどの仲になっていた。加護を渡したことによって眷族化されてしまっていたが喜んでいた。なんでも、海神から大海神へと昇格されたことが嬉しかったらしい。


剣神と同じく五千年生きているが大海神になる条件が全く分からず困っていたとの事。


「これから頼むなレン。俺を兄と読んでもいいんだぞ?」


「ふふ、じゃあそうさせてもらうよ。兄さん」


そして呼び方までも決まり、同じ大海神として技の教え合いが始まった。


ドームを作って約十分の出来事だった。


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