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異世界に転移した弱気魔法使いは吸血鬼の下僕になるそうです  作者: ジャスミン茶
第一章 雪が降る夜に咲くユリ
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男はどうして?

オマケみたいな?

男の心の動きを書きました

 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛イイたいいたいいたいいイタイイタイイタイ

 いや、それより。

 どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして。

 俺が、俺がこんな奴に、俺に負けた奴に、ボロ雑巾が、殺されるだけだった奴がどうして。


 どうして今俺の上に乗っている。

 どうして俺の体に傷を、痛みを作っている。

 どうして俺を見下ろす。


 どうして俺は負けている。


どうして?

 俺は今、何でこいつに殺されようとしている。


俺は死ぬのか?








嫌だ。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌ダイヤだ嫌だイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ!!


俺は殺したイ


殺したい殺したい殺したイ殺したイ殺したい!!


もっと、あの瞬間を、あの胸を高鳴らせる瞬間を、絶命の瞬間を味わいたい。





死にたくない。

もっと、生きたい。



あの瞬間を味わいたい。

もっと、殺したイ。







『もし、やられそうだったら。これを使って、助けになるから』



スキルを奪う方法を教えてくれた。俺に幸福感を与える瞬間を教えてくれた女性の声が、その一言を今、俺は思い出した。

そして、その時に渡された物も今頭に浮かんだ。
















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