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元から、それとも、
「のう、お主はその者に復讐を終えたら、どうするつもりじゃ」
あの時、僕が毒を作っている時に彼女がそう訊ねてきた。
「僕は......」
ザシュ!
「ウァァァァアア!!!」
あれっ、僕はあの時なんて言ったんだろう。
でも、いいや。
それより、早く、早く、足に、腕に、手のひらに、足の間に、顔に、頰に、目に、頭に深く、深く刺して、斬り刻む。
相手は動かないけど、傷が早く消えてしまうから消えないように早くナイフを動かし、動かし、動かす。
「ギィヤァアア!!」
あいつが空気を震わせて、叫ぶ。
ああ、とてもうるさい。
でも、もっと、もっと、もっと、モっと、もっト、モっト、モット、モット、
クルシマセテヤル
嗚呼、しかし、なんか僕は今、
スゴクキモチイイ。