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誰も知らない救世主  作者: 夜は当然寝ます
5/5

守護者の考査

私は天界より派遣されまして

033部隊に所属し主な任務は要人警護です


今回の要人は、救世主との事ですが、

人間界で暮らしている為、

表立って任務を遂行出来ません


この任務はランクA以上の案件

これは私の隠密性が評価されたのですね←(ぼっち)


彼を観察して早数週間...

最初は全くもって救世主らしい事をしていません


友達もそんなに多くはないようで←(ブーメラン)


救世主という情報は間違っていると思ったのですが


先日テロが起こった際に

次々と爆弾を処理して行くその姿は、

正しく救世主でした


それからはより一層

警戒を強めて、警護に当たっています


今日も中庭から彼を観察中です


おっと...次は体育でしたか


警護対象ですから

勿論着替えシーンも見ちゃいますとも...ぐへへ


そして彼がグラウンドに出てきます


あぁ...意外と運動は得意なんですね

カッコい...げふんげふん

流石救世主様です


と双眼鏡を覗いていると


!?


今目が合いましたよ!?


これはバレたやつですかね!?

やばいヤツかも知れません!


「この任務は気付かれない事が重要だ

彼が自分の行いに気付いた時

彼の救世主としての力は失われるのだからな!」


神様もそう説明していましたし!


一人焦っていると

授業は終わり生徒は教室に帰っていきます


彼も何も無かったかのように帰っていきました


「はぁ」


安堵の溜息

多分もう、大丈夫です 彼は鈍感ですし

きっと授業中バードウォッチングをしてた人くらいに

思ってくれてるはずです


天使はポジティブ!


しかし次からは透過の魔法掛けておきますかね...

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