6話
ぁ――書いてて、ゎくゎくする…でも、ネタがァ* 評価、ご感想を書いてくださると幸いです。。。
コンコン
「縁〜さっきは悪かったってば!!許してくれよ」
部屋の前で、兄が笑いを堪えて、謝っていた。
「怒ってないよ!!呆れてるだけっ…」
「はぁ…縁、言っとくけどな、都会の奴らは、面なんて付けてないからな!!」
「なんで、そんな事言い切れるの?」
「だって、おまっ…そんな面付けるとか…舞踏会じゃないんだから…な!?」
「ぁ、そうよね〜」
「だろ!?」
「じゃぁ…妖怪だったのかしら?」
少しの沈黙がし、それを破ったのは兄だった。
「ようかい?おまえ…どれだけ幻想的なんだ!?」
「ほっといてよ!!バカにしたくせに」
「俺は妹のためを思って…」
「じやぁ、妹として兄に忠告しとくわ。これ以上、この面のことを誰かに喋ったら、里兄とは今後一切喋らない!!+里兄の秘密をバラマいてあげるわ…」
「うっ…」
兄が、後退りした音が聞こえる。
まぁ、実は、秘密というわりには、大層な弱みなど持っていなかった。
と、いうより、知るはずなかった。
私は兄に対しても…いや、男の子に対して、無関心だったから、というのもあった。
「はぁ〜面のことがバレたら……」
私は、親の顔を想像した。特に、母を…。
「あぁ‐…考えただけで、ため息がでるわ…」
まず、初めに母が泣き崩れる顔が浮かんだ。
それから、手を引っ張り、私を病院へと…いや、いや…。
ピシャ
と、いう小さな音で、私は想像をシャダンした。
それが、一番の策だった。
まぁ…明日になれば…