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作戦

「えーんえーん。おいて行かれたよお」

彼らは思ったより足が早く、すぐに追いついたようで私に声をかける。

「冷たいなあ。兄ちゃん、もう置いていくのか?」

「そいつはお前らがタイプだってさ。・・・もう知らん」

彼はすごい演技力でこちらをみる。・・・演技だよね?

「ふん。まあこいつはあとでもいい。お前は殺すぞ、冒険者ギルドに通報されては困るからな」

彼らは私に背を向けた。その時、

「いまだ!」

私は粘着性の体を伸ばし、2人の足をすくった。

「「うおっ!」」

二人は不意打ちで転ぶと、コバヤシが走る。

「なっ!お前!」

「ごめんね。ほら、タイプじゃないし・・・」

二人は私の必殺技、スライム縛りで転んだまま動けない。

「(死ね)」

「ひっ・・・!」

1人になった途端、不自然にその人間は怯えた。・・・なんか不思議な言葉だった。

ピタッと剣が刺さる瞬間コバヤシは動きを止める。

首に剣を撫でるように当てると、「(殺すぞ)」とささやいた。腰が抜けたのか、彼らのうちの一人がしりもちをついた。

「ひいっ・・・!助け・・・助けて・・・」

「俺このまま死にたくない・・・!助けてくれ・・・!」

全員必死に懇願する。コバヤシは落とした斧の柄を剣で叩き切った。

「これで、お前たちの武器はない。死にたくないなら消えろ」

スラ子が解放すると3人とも、必死に逃げて行った。武器のないままフィールドをさ迷うのは自殺行為だけど、仕方ないよね。

「助かった。お前もなかなかやるんだな」

「私も魔物だし・・・人間くらいなら殺せるよ。血は嫌いだからやらないけど・・・」

「その、仲間ってわけじゃないがある程度は信用出来るのは分かった。よろしく、たのむ」

「うん!なんか初めて言われたかも!」

ありがとうってことだよね。と私が言うとコバヤシはまあ、そうだなと恥ずかしそうに言った。


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