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王国の過ち3

まだ王国のターン

少女を国外追放して翌日国を訪れるものがあった。この国の近くを縄張りとしているドラゴンだ。


来た理由は暇だったかきたただそれだけである。まあなんとも理由になってない理由だが、その力は計り知れないでこの国の全戦力を持ってしても勝てるか分からないほど強い。


「あれ?あの少女の家がないぞ?通り過ぎたか?いやいや、あの少女の家を見落とす訳がない!何故?何故ないの?」


このドラゴンと少女があったのも偶々だった。その日もこうやって暇を潰すために王国にやってきて、王国警備隊にちょっかいをかけて当然の如く勝った。


最近ではそれすらも暇な時間になりつつあった。そこで思い切って普通の住民にちょっかいをかける事にした。そして少女と出会った。


最初は普通に遊べたらいいかなと考えていたが、少女は全く新しい遊びを思いついて私と遊ばないかと誘ったのだ。その名前こそ『リバーシ』。


ルールは簡単で8×8のマスに表裏を黒と白に塗り分けた平たい円盤状の石を使用し、それぞれ黒と白を担当する2人が交互に盤面へ石を打っていき、最終的に盤上の石が多かったほうが勝ちとなる。相手の石を自分の石で挟んだときは、相手の石を裏返すことで、自分の石にする。「挟んだら裏返す」という子供でも分かるものだった。


その時点で自分が子供扱いされている事に気付いた。確かに自分の人化の姿は子どもの姿だがこれでも300年生きているのだ。そんな小娘如きに舐められる訳にはいかない!


そう意気込んだはいいが、あっさり負けてしまった。最初は盤面上に白が多い展開だったのにも関わらず最後は返す場所がなくなり、最後には見事に逆転されてしまった。


敗因は分かっていた。この遊びは角をとった方が強い!角を取ればひっくり返すことが出来ず、盤面上を優位に進めることが出来る。


そうと分かれば実践あるのみ!………


「もう一回!もう一回だけ!なんで?おかしい勝てない?」


「そろそろ日が落ちるし、家に帰りなさい。また明日時間があれば遊びましょう?お土産としてこのリバーシはプレゼントするから研究しておいで。」


それからと言うものの巣の中でこの遊びについて研究をし始めた。そこでこの遊びの奥深さにはまった。ルールこそ簡単だが、極めるには相当な時間が必要だと感じるにはいられなかった。


その後も何度か少女に勝負を挑んだが負けてばっかりだった。負けは大嫌いだ!少女の打ち方を学び自分でもそれに対抗する策を考えたりもしたが、勝つことはなかった。


今日こそはと張り切ってやってきたのだ。…そういえば城に私よりは弱いけど頭のいいじじいがいたな…そいつと戦ってみるのも悪くないだろう。


龍は気持ちを入れ替え城へと向かっていった。

龍なので色々深く考えてませんが、もし理由を知ったら…どうなるか分かるよね?

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