スライムですか!?
森を抜けたら…そこはサバンナでした。
………
……
「なんでーやねぇーん!」
「凄い肺活量だな」
「そこじゃねぇよ!」
私達は村長の家を出て森を抜けて抜けたらサバンナでした。
「いや、おかしいだろ!」
「何回言うんだよ。飽きたよ」
「言ってる場合じゃねぇよ!」
そう、ここはサバンナ…
弱肉強食の世界…
だから何だよ!
「全くだよ!」
「さっきから独り言多いです。流石、厨ニ病」
「ちげぇよ!」
「えっ?違うの…」
「何だその顔!」
リシェルくぅーん?
何だその顔!
耳と尻尾うなだらすな!
「さてと、冗談はさておきこれからどうします?」
「本当にねー」
うわー、ライオンとかシマウマとかいるー
それとスライム……
スライム!?
「あの……リシェルくん、あれは何?」
「はっ!?あれはスライム!結菜様!強敵です!」
「いや、どっからどう見ても、ライオンの方が強敵だろ!」
愛くるしいじゃんかスライム!
ほらあれ見てよあれ!
素敵なフォルムじゃん!
何たってあの素敵なフォルムは(止まらないので以外略)
「何を言うんですか!結菜様!スライムと言ったらどこをツッコんでいいのか分からない……強敵じゃないですか!」
「スライム可愛いよ!可愛いんだよ!可愛いんだよ!」
「結菜様気持ち悪い!心底気持ち悪い!」
はぁ…リシェル。
スライムの可愛いさが分からないだなんて…
可愛いよね!?
「あの訳の分からない生物を可愛いだなんてどうかしてますよ」
「どうかしてんのはおめーだよ!見てよ!どうしてそんなに尖ってんだよ!っていうフォルムを」
「結菜様結菜様」
「何?」
「今のツッコミで死にましたけどスライム」
そんな訳………
スラァアアアイムゥゥゥウーーー!
去らばスライム……
私はスライムの墓前に誓おう!
スライムの映画を作ると…
ってリシェルそんな目で私を見るな!
「結菜様結菜様」
「またか、何?私は今からスライムの映画を作るところなんだ」
「勝手にやってろ。どうでもいいですけど、ライオンが身構えてます。襲ってきますよ」
「……それを先に言ぇえええ!」
そこから数時間……
私はライオンと戦った。
その戦いは映画化され……
全米が泣いた映画となった……
ってなってねぇから!
それにここアメリカじゃないから!
つづきたい!
願望!?
オマケトーク!
ゆ「………」
さ「………」
ゆ「もう何も言わねぇよ」
さ「うん、ごめん、受験なんだ」
ゆ「そうか…頑張れよ」
さ「うん、頑張る」
ゆ「…………」
さ「…………」
終わり!