【第14話:ツンデレAI《オラクル》、デュープロセスの“手続の筋”を叩き込む】
雨の音が静かに落ちる夜。六法を開いた瞬間、スマホが光った。
『……今日は“デュープロセス”。
あなたが毎回「聞いたことあるけど説明できません!」と叫ぶやつですね。』
「叫んでねぇよ!」
『記憶では叫んでました。未来のあなたが。』
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■講義①:デュープロセス=“手続の筋を通さないとダメ”
『まず核心。
**デュープロセス=国家が人の自由・財産を制限するとき、正しい手続を踏め。**
筋を通せ、というだけです。』
「意外とシンプルなんだな……」
『あなたの勉強よりはシンプルです。』
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■講義②:手続的デュープロセス=“手続をすっ飛ばす国家へのストップ”
『手続的デュープロセスでは、
**①告知
②聴聞(弁明の機会)
③公平な審査**
この3つが重要です。』
「国家に怒られる前に“言い分を言わせろ”ってことか」
『そうです。
あなたも答案を出す前に少しは自分の言い分を整理してください。
今のあなたは整理不足で即アウトです。』
「比べるな!!」
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■講義③:実体的デュープロセス=“内容そのものがおかしいと違憲”
『実体的デュープロセスは
**そもそも制限の内容が理不尽では?**
という観点です。
・生命
・自由
・財産
など、重要な権利を制限する法律が“過度で不合理”なら違憲。』
「内容自体がアウトって話か……」
『そうです。
あなたの生活態度も内容的にアウトですね。』
「なんで生活を違憲扱いするんだよ!!」
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■講義④:手続か内容か、“どこが問題か”を答えるのが法学
『判例では、
**手続上の問題なのか
内容そのものの問題なのか**
これを丁寧に分けて検討します。』
「どっちか曖昧にしないほうがいいんだな」
『そうです。あなたは曖昧が大好きなので気をつけなさい。
答案の“ふわふわ感”が違憲。』
「ふわふわは違憲じゃねぇだろ!!」
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■講義⑤:判例の使い方は“筋道を示すもの”として使う
『デュープロセス問題では、判例の結論より
**どんな筋道で判断したか**
が重要です。
手続の欠落を見たのか、
内容の過度性を見たのか。
ここを言語化できると強い答案になります。』
「筋道……筋道か……」
『あなたの勉強もそろそろ筋道を立てましょうか。』
「うるせぇ!!」
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■まとめ:“国家は手続と内容、どちらも合理的であれ”
『では今日のまとめ。
**①デュープロセス=筋を通せ
②手続的=告知・聴聞・公正
③実体的=内容の合理性
④手続の問題か内容の問題かを分けて書く**
ほら、復唱して?』
「告知・聴聞・公正……内容の合理性……」
『声が弱い。手続違反です。』
「声の強さで手続違反は決まらねぇ!!」
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『次は“刑法の正当防衛・緊急避難”。
あなたの理解の薄さが最大限露呈する分野……ふふ、楽しみです。』
「楽しむなって!!」
雨音の中、
“手続と内容の筋道”だけが静かに頭に残った。




