表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/47

プロローグ~昔々のお話~

生命の息吹が響きあう世界、「テュルキュミア」。

この世界に住んでいる二つの種族、「ヒト」と「アルフィ」。


ヒトは、アルフィを恐れていた。


姿かたちは似ているのに、空気中にあふれている自然の力、「スティア」を術式に変換し、「素術そじゅつ」として使用することの出来るアルフィを。


ヒトは考えた、アルフィと同等の力を手にする方法を。

ヒトは試した、考えだされた方法を。

何度も、何度も、何度も繰り返した。


だが、全て失敗に終わってしまった・・・。


ヒトたちは、やる気を失いあきらめてしまった。


しかし、あきらめていないヒトがいた。

そのヒトの名は、カルヴィド。


カルヴィドは、ヒトの体内にスティアを取り入れる装置、「スティアセイヴ」の開発に成功した。

スティアセイヴを装備したヒトは、身体能力が驚くほどまで上昇した。 

ヒトは手にしたのだ、アルフィと同等の力を。

しかし、一つの不安が頭をよぎった。


---彼らが自分たちにも牙をむくのではないか?---


カルヴィドは、「大丈夫ですよ。」とだけ言って、手につけていたブレスレッドを空に向かって掲げた。


すると、突如ブレスレッドが光りだした。

その光に共鳴するかの用に、スティアセイヴも光りだした。


「我が前にひざまずけ。」


そうカルヴィドが言うと、スティアセイヴを装備したヒトは、彼の前にひざまずいた。


「彼らは装置を装備している限り、ブレスレッドをつけているものには絶対に逆らいませんよ。」


カルヴィドの一言に、ヒトたちは声を上げて喜んだ。

もう、アルフィたちに恐れることはないのだから。


カルヴィドは名付けた。

ヒトを救った、スティアセイヴをつけた彼らに。


この世界、テュルキュミアに伝わる「赤眼をした救世主」と言う意味の言葉、「クロム」と・・・。

 


この小説を読んでいただきありがとうございます!!

作者自体、まだまだ未熟で作品の更新も決まった日に出来ませんが、見守っていただけたら光栄です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ