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【書籍化】カバンの勇者の異世界のんびり旅 ~実は「カバン」は何でも吸収できるし、日本から何でも取り寄せができるチート武器でした~  作者: 茨木野
第4部

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10.化け物フレンズ

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 半魔のリコちゃんが起きるまで、■庭(ハコニワ)の中で待機する。

 カバンの中には立派なお屋敷がある。


「はぁい、けーちゃん」

「あ! ルクスリアさんっ!」


 エッチな格好のお姉さん魔王、色欲の魔王ルクスリアさんがそこに居た。


「ルクスリアさんもここに?」

「そー。ここ居心地よくってねー♡」


 ふぅん……なんでだろう?


「邪悪なるチカラで満ちてるからじゃない? 啓介君、魔神だし」


 と、赤ちゃんヒキニートがそういう。


「ひどい。僕のどこが邪悪なの?」

「そうだよせばっちゃん! こんなに可愛いのにっ!」

「あ、アイさん……可愛いだなんて……。アイさんのほうが、可愛いです!」

「やーん♡」


 僕たちがいちゃいちゃする一方、スペさんがぽんっ、と人間の体になる。


「確かにこっちの空間のほうが心地よいの。魔王ケースケのチカラに包まれておるようじゃ」


 スペさんや?

 今魔王って書いて、僕って読んでないですか……?


「啓介君も立派な八大魔王の一人だから」

「いやいや、僕はカバンの勇者ですよ?」


「誰も君のこと勇者って思ってないから」


 え、ええ!?

 そ、そんな……。


 トレードマークのカバンも携えてるのにっ?


「残念だけど、君のこと勇者って呼んでる人の方が少ないから。圧倒的に【鞄の悪魔】とか【カバンの魔神】だから」


 そんなぁ~……。

 いったい僕の、どんなところが、悪魔とか魔神なんだろう……?


「カバンから触手だしたり、ビームだしたりしてるからじゃない? あと首を詰めようとするとことか、完全に妖怪だもん」


「? つまりクールでかっこいいってこと?」


 そういうことだよね?

 妖怪ってかっこいいし。


「けーすけくんは……かっこいいっ!」

「アイさん……!」


 アイさんは僕のことすぐ褒めてくれる。だいすきっ。


「わしもケースケはかっこいいと思っておるぞ!」

「すぺさーん! しゅき~!」


 優しい人たち囲まれて、僕ぁ……幸せだなぁ。


「はいはい……っと、リコちゃんが起きるみたいだね」


 うーん……とリコちゃんが目を覚ます。


「あ、おはようリコちゃん」

「は、はい……って、ええええええ!?」


 ぎょっ、とリコちゃんが僕とスペさん、アイさん……そして、ルクスリアさんを見やる。

「な、なな、七大魔王が……二体も!?」


 スペさんとルクスリアさんを見て、リコちゃんが驚く。


「七大魔王を二体も携え、その上勇者を二体も……きゅう……」


 またリコちゃんが倒れてしまった。

 ええー……。


 そんなに怖いかなぁ?


「これがね、一般人の感覚なんだよ? 啓介君、大事なモノをカバンに奪われちゃってるけど」

「なにそれ?」


「人間性とか、一般常識とか」


 しっけーな。人間性も、一般常識もありますよ……?

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『悪役勇者が今日もパーティから有能な人材を追放する訳〜魔王を倒した勇者、平和になった世界を旅しながら、パーティで不要となった人材を拾い育てる。今更俺の価値に気づいても遅い、そこに俺は居ません』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。



https://ncode.syosetu.com/n0148jw/

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