09.忘れてた勇者
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
リコちゃんが気絶してしまった。
どうやらミサカさんやヒキニートさん、スペさんといったそうそうたるメンツに、驚いてしまったようである。
悪いことしちゃったなぁ~……。
そのまま放置も、可哀想でできなかったので、■庭の中にいれた。
ついでに今日は一泊することになった。ちょっといろいろあって疲れたし。
「わ! ケースケ君! ■庭の中かわったね~!」
■庭はカバンの中にある異空間だ。
前は真っ白な何もない空間の中に、ボロい小屋が1つあっただけだった。
ところが、今は草原と、よく晴れた青い空が広がってる。
そして草原に近代的なお家がでーん! と建っていた。
『ヒキニートはこんな大きくて立派な小屋にすんでいるのか。ヒキニートのくせに』
と、スペさん。
そう、ヒキニートさんは基本この■庭の中で引きこもってるのだ。
「別にいいだろ? それに、ニートじゃあないから。現実に帰る方法、探してるから」
僕らの今の旅の目的は、聖武具をレベルアップさせ、そして地球に帰ること。
現状、ヒキニートさんの窓を使えば、向こうの世界にアクセスはできる。
でも、窓なので、せまく、通り抜けることができないのだ。
そこで、聖武具を強化し、自在にこちらとあちらとを行き来できるようにする……。
「それで、帰る方法って見つかったんです?」
とヒキニートさんに聞いてみる。
「駄目だね。やっぱり窓かカバン、聖武具を進化させるのが手っ取り早いかも。向こうに帰れる門的なものがある、と記述は残ってるけど、じゃあ具体的にどこにあるかまでは書いて無くて」
なるほど……。
「でも、あるにはあるんだね。そういうの」
アイさん目を丸くしていた。僕も驚きだ。そんな門があるなんて。
「現実から僕らを召喚できる術があるなら、その対極である、僕らを送り返す術があってもおかしくないしね。技術を流用すればできるだろうし」
なるほど……おくれるんだから、戻ってこれるよねと。
「うーん……うーん……」
リコちゃんがうなされていた。
「悪夢を見ているようだね……無理もない。勇者に酷いことされたからね……」
とヒキニートさん。
「え、ヒキニートさんリコちゃんに酷いことしたの?」
ぽかーん、とするヒキニートさん。
え、なに?
「け、啓介君! 君……勇者でしょう?」
「え……? あ! そうだった!」
勇者っていうから、てっきりヒキニートさんやアイさんのことかと思っていたっ!
あっぶなーい!
「啓介君……君、自分が勇者ってこと、忘れだしていない?」
「そ、そんなことないですよっ!」
僕は勇者なんだ。
勇者っていったら、勇者なんだ!
【☆★おしらせ★☆】
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