124.やばいコンビ
シソ・デ・キエリュウのやつ、ズルをしてやがった!
どうやら奴は、攻撃の威力が『あべこべ』になる能力を使っているらしい。
つまり、弱い攻撃ほど大ダメージになり、強い攻撃ほど豆鉄砲になるという理不尽仕様だ。
僕はスペさんに、【念話】で情報を共有する。
【矢張りの。でなければ、オカシイと思っておったのじゃ! ならば……解決策は一つじゃな】
スペさんの念話は、ヒキニートさんにも共有されている。
彼は「やっと気づいたか」とばかりに、期待を込めて念話を送ってきた。
【わかってるね、スペルヴィア。高慢の魔王たる君なら、この状況で何をすべきか、正解がわかってくれるよね?】
【うむ! 今まで以上の超・強攻撃を、絶え間なく浴びせてゴリ押すことじゃな!】
【だめだぁああああああああ! 同レベルだぁあああああああああ! 悪魔とおぉおおおおおおおおおおお!】
ヒキニートさんの絶叫が脳内に木霊する。
悪魔って誰だろう?
わっかんない! まあいいや、細かいことは気にしない!
僕は僕ができることを、全力でやるだけだ!
「シソ……もうお前はお仕舞いだ!」
『フッ……ケースケよ。違うぞ。「お仕舞い」だと思ったときには、すでに行動は終わって、お仕舞いになっておるものだ』
なるほど、「ぶっ殺した」なら使ってもいいッ! ってことだね。
僕とスペさんは同時に構えを取る。
「とくと見よ! 魔王と勇者……奇跡のコンビ攻撃を!」
『大悪魔と大魔王のコンビの間違いだろっ……!』
ヒキニートさんの必死のツッコミは、悲しくもスルーされるのだった!
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※1/2(金)
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