シソのトリック
僕たちの前に現れた、魔族、シソ。
なんか知らないけど、どうやらずるして、僕らの攻撃を無効化してるみたい!
「トリックはわからない……から! とりあえず攻撃! スペさん!」
『フッ……魔王と勇者タッグじゃな! 燃える展開じゃのぅ!』
ぼんっ、とスペさんが大きなフェンリル姿に変化する。久しぶりに見たけど、かっこいー!
「悪魔と魔王のタッグの間違いじゃあないの……?」
とヒキニートさんが微妙にシツレーなことをいっていた。
あとで経験値にしちゃおっかなぁ~。
「今経験値にしてやるとかおもってなかった?」
「え、なんでわかるんですか?」
「こわっ! こわいわ! やめてよねっ!」
質問にちゃんと答えてよねー、まったくもー。
まあ、それはおいといて。
「いくよスペさん!」
僕はスペさんの背中の上に乗っかる。
スペさんは超高速で、シソに向かって突っ込んでいく。
ドガァアン!
スペさんの突進攻撃!
シソはもろに受けたので、体が本来ならばバラバラになってる……はず!
しかし!
「フッ……この程度で、このキエリュウが消えるとでも……」
ちくしょう、ちょっとかっこいいじゃあないかっ。




