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【書籍化】カバンの勇者の異世界のんびり旅 ~実は「カバン」は何でも吸収できるし、日本から何でも取り寄せができるチート武器でした~  作者: 茨木野
第4部

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ヤバすぎ怖すぎ

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。


 魔族王マゾキングをぶっ倒す旅の途中。

 街道で、またしても魔族が悪さをしていた!


「がおー! 魔族見ーっけ! たべちゃうぞー! なぁんてな!」


 僕がのんびりと魔族に近づくと……。


「ぴぎゃぁあああああ!」

「カ、カバンの悪魔ぁああああああああ!」

「お、お許しをぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」


 ……あれ?

 なんだか、魔族の人たちがガクガクブルブル震えてる……?

 なんでだろ?


『ふん。我が友ケースケに、萎縮したのじゃろうて』


 僕の肩の上で、スペさんがふふん、と得意げに胸を張る。


「なんでスペさんが誇らしげなんですか……」


 呆れたように、ヒキニートさんがツッコミを入れる。


『この世界は強さこそが正義! 弱肉強食の世界じゃからの。友が強者と認められておるのは、友として実に喜ばしいのじゃ!』


 スペさんは本当に友達思いだなぁ~。

 よしよし、と僕はスペさんの頭をもしゃもしゃと撫でてあげる。


「お、おねげえしますだ!」

「お助けください! 決して逆らいませんのでぇ!」


 魔族たちが、その場で泣きながら土下座を始めた。うーん……。


「アイさん、どうしましょう?」

「悪即斬!!」

「だよねー」


 ということで、僕は背中のカバンをガバッと開ける。

 中から、短剣の勇者さんから借りている『勇者の短剣』を取り出した。


「ちょっ……! 命乞いしてる相手を殺す気!?」

「てあぁ……!」


 ザシュッ!

 僕は短剣を一閃。魔族たちを斬りつけた。


「ひぃいいい! ……って、あれ? 痛くない……?」


 斬られたはずの魔族たちが、不思議そうに自分の体を見ている。

 僕は短剣をカバンの中に戻した。


「悪魔様……。一体、何をなさったのですか?」

「…………」

 きょろきょろ。誰のことだろう?


「けーすけくん、君のことだよ!」


 あ、僕か。もー、みんなが好き放題呼ぶから、分からなくなっちゃうじゃんかー。


「で、何をしたのさ?」

「アイさんの聖剣技を使ったんだ。【悪即斬】ってやつ」

「あれって技名だったの!?」

「うん。何だと思ってたの?」

「てっきり『悪人は見つけ次第ぶっ殺す』的な思想のことかと……」

「あはは、なにそれ! ただのサイコパスじゃーん!」


 僕もアイさんも、そんな物騒な存在じゃないし~。


「そろそろ物語のタイトルを『カバンのサイコパス』に改名した方が良いって、ぼくは本気で思ってるけどね」


 タイトル?


「で、なんなのさ、その悪即斬って。ダメージはないみたいだけど」

「うん。斬られた相手が、悪い心を持った瞬間にだけ、体が真っ二つになるっていう、遅延型の攻撃だよ」

「こっっっわ……! なにそれ、怖すぎでしょ!?」


 えー……? 怖いかなぁ?


「だって、悪いことしなきゃいいだけじゃんか。ねー?」

「そうだよっ! 悪い子じゃなきゃいいんだもんっ! 簡単なことさ! ねー、けーすけくんっ♡」


 そうそう。全く難しいことじゃない。


「恐ろしい剣技だよ……。これって、善行を強制する技じゃないか。ちょっと悪いこと……例えば、信号無視しただけでも即死するってことでしょ……? ヤバすぎ、怖すぎだって……」


 ヤバすぎ? 怖すぎ?


「「どこが?」」

「君たちも含めて、全部だよ!」


【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『ループ5回目の悪役赤ちゃんはスローライフしたい~鬱ゲーの悪役貴族に転生したけど、ループで心折れたので、自ら追放されたら聖者と勘違いされてモテ始め、現実でも人気爆発し、おまけに隣には原作主人公がいた~』



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リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


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