ヤバすぎ怖すぎ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
魔族王マゾキングをぶっ倒す旅の途中。
街道で、またしても魔族が悪さをしていた!
「がおー! 魔族見ーっけ! たべちゃうぞー! なぁんてな!」
僕がのんびりと魔族に近づくと……。
「ぴぎゃぁあああああ!」
「カ、カバンの悪魔ぁああああああああ!」
「お、お許しをぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
……あれ?
なんだか、魔族の人たちがガクガクブルブル震えてる……?
なんでだろ?
『ふん。我が友ケースケに、萎縮したのじゃろうて』
僕の肩の上で、スペさんがふふん、と得意げに胸を張る。
「なんでスペさんが誇らしげなんですか……」
呆れたように、ヒキニートさんがツッコミを入れる。
『この世界は強さこそが正義! 弱肉強食の世界じゃからの。友が強者と認められておるのは、友として実に喜ばしいのじゃ!』
スペさんは本当に友達思いだなぁ~。
よしよし、と僕はスペさんの頭をもしゃもしゃと撫でてあげる。
「お、おねげえしますだ!」
「お助けください! 決して逆らいませんのでぇ!」
魔族たちが、その場で泣きながら土下座を始めた。うーん……。
「アイさん、どうしましょう?」
「悪即斬!!」
「だよねー」
ということで、僕は背中のカバンをガバッと開ける。
中から、短剣の勇者さんから借りている『勇者の短剣』を取り出した。
「ちょっ……! 命乞いしてる相手を殺す気!?」
「てあぁ……!」
ザシュッ!
僕は短剣を一閃。魔族たちを斬りつけた。
「ひぃいいい! ……って、あれ? 痛くない……?」
斬られたはずの魔族たちが、不思議そうに自分の体を見ている。
僕は短剣をカバンの中に戻した。
「悪魔様……。一体、何をなさったのですか?」
「…………」
きょろきょろ。誰のことだろう?
「けーすけくん、君のことだよ!」
あ、僕か。もー、みんなが好き放題呼ぶから、分からなくなっちゃうじゃんかー。
「で、何をしたのさ?」
「アイさんの聖剣技を使ったんだ。【悪即斬】ってやつ」
「あれって技名だったの!?」
「うん。何だと思ってたの?」
「てっきり『悪人は見つけ次第ぶっ殺す』的な思想のことかと……」
「あはは、なにそれ! ただのサイコパスじゃーん!」
僕もアイさんも、そんな物騒な存在じゃないし~。
「そろそろ物語のタイトルを『カバンのサイコパス』に改名した方が良いって、ぼくは本気で思ってるけどね」
タイトル?
「で、なんなのさ、その悪即斬って。ダメージはないみたいだけど」
「うん。斬られた相手が、悪い心を持った瞬間にだけ、体が真っ二つになるっていう、遅延型の攻撃だよ」
「こっっっわ……! なにそれ、怖すぎでしょ!?」
えー……? 怖いかなぁ?
「だって、悪いことしなきゃいいだけじゃんか。ねー?」
「そうだよっ! 悪い子じゃなきゃいいんだもんっ! 簡単なことさ! ねー、けーすけくんっ♡」
そうそう。全く難しいことじゃない。
「恐ろしい剣技だよ……。これって、善行を強制する技じゃないか。ちょっと悪いこと……例えば、信号無視しただけでも即死するってことでしょ……? ヤバすぎ、怖すぎだって……」
ヤバすぎ? 怖すぎ?
「「どこが?」」
「君たちも含めて、全部だよ!」
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タイトルは、
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