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【書籍化】カバンの勇者の異世界のんびり旅 ~実は「カバン」は何でも吸収できるし、日本から何でも取り寄せができるチート武器でした~  作者: 茨木野
第4部

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人間ってすげえな


 半魔のリコちゃんを蘇生させた。

 ……半魔って、もろいんだなぁ。

 でも、しょうがないよね。


「気をつけないとね、けーすけくん」


 アイさんが、実に真剣な顔で言ってくる。


「半魔のリコちゃんは、人間の血が半分しか混じってない。だから、脆いのよ」


「アイさん……」

「あいちゃん……」


 僕とヒキニートさん、思わず声を失う。そして――


「ですよね! 僕も思ってた!」


「ちょっと待てヤァあああああああああああああ!」


 ヒキニートさんが、唐突にツッコミをかましてきた。


「そこは、“人間の血が半分【も】”だろうが!」


 ……ん? どういう意味だ?


「人間のほうが魔族より強いじゃないですか。その血が半分しか混じってないんだから、弱くなるのは当然かと。ね、アイさん?」


「そのとおり! けーすけくん!」


 僕とアイさんの間には、しっかり認識の一致があった。

 でも、ヒキニートさんは違うらしい。


「いやいやいやいやいや! 人間より魔族の方が強いんだよ!?」


「「まっさか〜〜」」


 だってあいつら、ただの経験値にしか見えないよ?


「人間のほうがつよい」

「そう! だから、リコちゃんは可哀想だなって。完全な人間だったら、今よりもっと強くて、頑丈になれただろうに」


 リコちゃんが、びくびくと怯えている。あれれ? どうしたんだろう。


「大悪魔さまと、大魔神さまの……言ってる意味が、わからない……」


「「??????」」


 なんでだろう。


「だってお二人とも……に、人間じゃないじゃないですか……!」


 ――え?


 えー? リコちゃん、何言ってんの?

 もー、僕ら、人間なのにさあ。


「人間が強いっていうか、君らが異次元に強すぎるだけだって、これでわかったろ?」


「「え、でも僕たち、にんげんだよ?」」


「だからぁああああ! 君らはもう“人間じゃない”んだってばぁああ!」


「「いやいや、人間です」」

「それ主張してるの、君らだけだからぁあああああ!!」 

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