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【書籍化】カバンの勇者の異世界のんびり旅 ~実は「カバン」は何でも吸収できるし、日本から何でも取り寄せができるチート武器でした~  作者: 茨木野
第4部

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16.まぞころスイッチ


 魔族狩りだ!


「「ひゃっはー!」」


 僕とアイさんは、魔族の村へと突撃していく!


 アイさんは幼児の姿をしてるけど、十分……早い!

 僕と同じくらの速度で走れる! すごい!


「こんにちは!」「そして死ね!」


 魔族の村……発見!

 そして……魔族い~~~~~っぱい!


「あ……なn」ぐしゃああ!


 アイさんのパンチが、近くに居た魔族に炸裂。

 ぱあん! と魔族の体が、木っ端みじんに吹っ飛んだのだ!


 すごい!


「ちょっとぉ……! 敵かどうか、調べてからって言ったじゃあないですかぁ……!」


 リコちゃんが泣きながら言う。


「そうだよ、アイさん。殺しちゃ駄目な魔族かもじゃあないですかー」

「そっか。どうしよ?」

「大丈夫です! 夜王薬箱《アスモデウス》!」


 僕が鞄を開けると、そこから、色欲の魔王ルクスリアさんが現れる。


「ハァイ……って、なにこのミンチ……?」

「アイさんがぶん殴って体ぱーん! させた、魔族……だったもの」


「ひぇ……」


 ルクスリアさんが、引いていた。


「あ、相変わらず恐ろしいわね……大勇者……パンチ一発で体を破裂させるなんて……人間業じゃ……あ、人間じゃ無かったわね」


「とりあえず蘇生させて」


 ルクスリアさんがうなずいて、力を発動。

 彼女は超再生能力を持ってるのだ。


 ぽんっ、と魔族がミンチから、人の形へと戻る。


「はあ……はあ……お、おれ……生きてる……?」


 ちら、と僕はリコちゃんを見やる。


「こいつは?」

「え、えと……殺してOK、です」

「だって」「OK!」


 ぱぁん!


 再び、アイさんが魔族の頭を素手でぶち抜く。

 またもミンチになる魔族。


「ひぃい……ひぃいい……。あ、あたしの……号令1つで……ひ、ひと……ひとがしぬ……」


 がたがたがた、と振るえるリコちゃん。


「ほえ? どうしたのリコちゃん?」


 血濡れた状態のアイさんが、爽やかな笑みを浮かべる。


「魔族は悪でしょ? 悪を滅ぼしたんだから。これはいわゆる……正義ってやつだよ!」

「…………」


 リコちゃんは青ざめた顔で、その場に倒れたのだった。


「なんで?」

「それがわからないから、君はあっち側の存在なんだよ……」


 とヒキニートさんに突っ込まれるのだった。

 あっちってどっちだろう……?


【☆★おしらせ★☆】


先日の短編

好評につき連載版はじめました!!

ページ下部にリンクがございます!!


【連載版】転生幼女は愛猫とのんびり旅をする~「幼女だから」と捨てられましたが、実は神に愛されし聖女でした。神の怒りを買ったようですが、知りません。飼い猫(最強神)とともに異世界を気ままに旅してますので


または、以下のULRをコピーしてお使いください。


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