上手くいかない
文才のない僕ですが少しでも楽しんでいただけると幸いです。
時事ネタが入っていますが年齢は計算しないでね!(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
4月中旬、本来なら中学に進学している頃であろう。
しかし、惰眠を貪っている者がここに1人、いや、日本中にいた。
中国の武漢からはじまった悪夢は、瞬く間に広がり、世界を覆った。
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
カチッ、カチカチッ
ピコン
バン、バンッ
ドンドン、ドカンッ
「あぁ、つっっかれたぁ」
今この家にいるのは1人、母と妹は習い事、父は仕事で姉は友人と外出中だ。
唯一この家にいる古見 桶炉は家にあるありとあらゆるゲームを漁っていた。
FPS、TPS、RPG、様々なゲームに手を出し、沼にハマっていく。
新型のウイルスにより中学校入学式前に自粛が始まってしまったため、友人と会う機会すらままならない。
しかし今は情報社会。
無料通話アプリで会話をすることが以前よりかなり容易になり、、、
ピコンッ
『いまひま?』
この家の覇者は音に過敏に反応するようだ。素早くスマートフォンをとり、画面をつつき始める。
『ひまだよ。どうした?』
『少し電話してもいいかな?』
『了解、ちょっとまってて』
プルルル、プルルル
「もしもし?光?」
「もしもし!元気ぃ〜?」
「そこそこかな?」
「そうなの?私はめちゃくちゃ元気だよ!」
「ちょっと無理してる?」
「―――ッ」
少しの沈黙
「古見くんがいつもの如く相談にのってあげようか」
「えぇーっと、今日はそうじゃなくて」
「そうじゃなくて?」
「あ、あの!好きです!付き合ってください!」
少しでも面白いなと思ってくれたなら
コメントと星、ブックマークをよろしくお願いします!
勉強の息抜きで始めたのに小説書くのって結構疲れるかも。。。