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目が覚めると、私は美しい森の中にいた


暖かい日差し


草木のいい匂いがする


起き上がろうとしたら、とてつもない違和感を感じた


そうか


私の背が20cmほど縮んでいたのだ


私の体はいかにも子供という感じになっていた


「この違和感には早く慣れなきゃ」


慣れるまでしばらくは苦労しそう


深呼吸をして、あたりを見回す


私のすぐ隣に崖があった


その一部分に何か目印のようなものがついている


「何だろう?」


私は疑問に思いながらも、その目印のようなものに触れた


その瞬間


土が崩れるような音がして、大きな洞窟が現れた


「えっ」


驚いたものの、その洞窟を進んでみる


私が洞窟の中に入った瞬間、洞窟の入り口は土に覆われた


しばらく進むと、中には大きなスペースがあってそこに机などが置いてあった


リビングのようなものか


そこからは二階へと進む階段があり、二階には六つの扉があった


1~3番目の扉は全て客室だった


そして4番目の扉を開けてみると、中にはベッド、ソファーなどの生活用品が置いてあった


どれもとても豪華


こんな贅沢してもいいのだろうか……


5番目の扉はどうやら食糧庫のようだ


肉、魚、野菜などいろいろな食糧がある


大量にあるから、少なくとも二か月は食べていけるだろう


六番目の扉は浴室


高価そうなシャンプーやリンスー


泳げるんじゃないかと疑うレベルの大きさの風呂


贅沢すぎて眩暈がする……


ふと、そこにあった鏡を見てみる


鏡には、銀髪に蜜色の目のかわいらしい少女が移っていた


これが、私


地球にいたころの容姿とかけ離れすぎてこれが自分だとはとても信じられない


私は鏡に映っている自分をしばらく見つめた


そして、自分の部屋に戻った


そういえば、あの時は少ししか見なかったからわからなかったけど、自分の部屋のベッドかなり大きい。


今まではやったことなかったけど、飛び込んでみたらかなり気持ちよいのでは?


試しに助走をつけて、飛び込んでみる


フワフワ……


飛び込んでみると、とても柔らかくて、心地よかった


そういえば、ずっと疲れてたなぁ


そう思うと、急に瞼が重くなった


おやすみなさい……


私は、深い眠りに落ちた


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