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「最近の都は騒がしいわね」


揺れる馬車の中でヴェロニカがため息まじりに言った。

いつも賑やかな市場だが、なんとなく浮き足だった様子でもある。

皆が笑顔で会話をしている光景は幸せそのものだった。


だけど、私はそれを晴々とした気持ちで見ることは出来ない。


「そりゃ、本物の異世界の聖女が現れたんだもの。国の更なる繁栄は確定されたものでしょ?」


私は足に肘をついて答える。

はしたないとかそんなのは気にしない。

どうせ馬車には私とヴェロニカしかいないし。


「未来の公妃の姿ではないわね」


ヴェロニカは閉じている扇を口元に当てて言ってくる。

口調から揶揄ったのはすぐに分かる。


「…」


私はそっぽを向いてその話はやめてくれと態度で表す。

でも、そんな思いを汲み取ってるヴェロニカではない。

私が拗ねているのが面白いのか、ヴェロニカは自分の横に置いてあった木板を持って読み上げ始めた。


「『帝国により一層の繁栄をもたらす異世界の聖女レイナ。貴族の欲の犠牲者となった人々を次々に癒し、その力は司教にも認められた。我が国の英雄であるデネブレ公爵家の公子──ノア・エレン・デネブレの婚約者に内定』ですって」


ヴェロニカは完全に他人事でわざとらしく私に話を振る。


「都の掲示板にあったわよ。ミミも大変ね」


そう言って、木板を私に渡してきた。

私はそれを受け取り、続きを読む。


『彼女の聖なる力は、毒によって苦しむ令嬢を光で包み一瞬にして彼女をその苦しみから解き放った。人々の傷を癒し、その慈愛によって心までも救われたものも数知れない──』


「うわ」


私はその木板を見て鼻に皺を寄せた。


「婚約者云々はただのデマでしょ?そんな顔をする程かしら?」


そんな私を不思議そうにヴェロニカが言う。

別にそういう意味じゃない。


「あんたはあの場にいないからそう言えるのよ」

「あら?聖女の力は嘘ではないのでしょ?」

「そうだけど…」


ヴェロニカに尋ねられて、私は口籠る。

確かに嘘ではない。

あの力は紛れもない“ホンモノ”だ。


──でも、そのに行く着くまでの過程をすっ飛ばしすぎでしょ…


その話が跡形もない木板に、私は顔を顰めた。



レイナの魔石が光り、ベイリーを包み込んだ後、その光が収まるとベイリーは目を覚ました。


「あれ………私は…」


記憶が曖昧なようでベイリーは倒れる前の勢いを失い、キョトンとした顔で周囲を見渡す。


「ベイリー!よかった…」


レイナはそんなベイリーを抱きしめて涙を流す。

ベイリーも次第に状況を把握し始めたのか、「レイナ様…」と呟き涙を流し始めた。


そんな小説のような光景を見ながら、私はただ呆然としていた。

残っていた令嬢も同じようで、瀕死のベイリーが息を吹き返したことが信じられないようだった。


「生き返った…」

「嘘…」


呟く彼女たちに私も同じ気持ちになる。


── 一体、何が起こったの?


ただレイナとベイリーを見つめていると、レイナの取り巻きの1人が呟いた。


「これが……聖女の力…?」


それと同時に、飛び出して行った令嬢達が呼んだのか、いつの間にか部屋の入り口にいた兵士やら医者らしき者やらが騒ぎ始めた。


「聖女様だ!」

「聖女様の力が発現したっ!」

「奇跡だっ…」

「死んだ者を生き返らせたぞっ!」


彼らも先程の光を目撃したようでそう騒ぎ立てた。

それはあの場にいた誰もが認める力。

私だってその力を否定しようとは思わない確実なものだった。



『聖女が力を発現させた。』


そんな話はすぐ様広まった。

その日の内に宮殿中に、次の日には帝都中に。

そしてその次の日には教国が知り、すぐ様帝国にある神殿を動かした。


飾りだけの聖女などいらないと手を引いていた教国側も、レイナの身を引き渡せと迫ってきた。

だが、帝国側もそんな簡単に可能性を秘めたレイナを引き渡すわけにもいかない。

またしても、帝国と教国の攻防戦が始まる。


教国が動いたことにより、レイナの力はより確実なものだと認識され、国はお祭りモード。

帝国が聖女の誕生に湧いた。

死ぬものさえも生き返らせる治癒能力。

長い時をかけてやっと直せる治癒師とは異なるその力は、今までない能力で、民の新たな希望になるのはすぐだった。

レイナに関する様々な情報が行き交うようになった。



それこそ、ヴェロニカが持っていた木板に書いてあったようにレイナはすでに英雄扱い。

ベイリーなんて、この前廊下で見たけど自分は聖女に救われた選ばれし人間だとか、宮廷中で自慢げに語っている。


いや、レイナの力に関してはなんの文句もない。

私だってこの目ではっきりと見たし、まさしくレイナは聖女の力を持ってるのは確か。

やっぱり、レイナはどの世界でも主人公なんだ。

彼女は常に特別な存在なんだと改めて思う。


ただ、私が違和感を持つのは、そこに至るまでの過程がすっ飛ばされているって事。

レイナの主張によって、レイナを盲目的に信じているベイリーが飲んだ──なんて誰も言わない。

聖女の誕生に比べたらそんなのどうでもいいって言われたらそれまで。


──でも、もし、あの時レイナの力が発現しなかったら?


そう考えると恐ろしい。

そして何より、恐ろしいと思うのはレイナを信じきり攻撃的な行動にも出るその周りの人間達だ。


因みに、楽団の猫さんだけど、あの騒ぎの後に会いに行ったら無事に生きてた。

確かに、猫を処分しろなんて苦情が来たらしいけど、楽団員には愛着のある猫だから断固拒否したらしい。

これ以上苦情が来るなら、誰かの家で飼うかって話は纏まっているとか。

本当によかった。


とにかく、ミンタのお茶に関しては、いつの間にか下女のミスで、起こった事件だと片付けられていた。


思い出されるのはノアのストーカー事件。

どちらもマリッサさんが関係している。


聖女の力の発現は喜ばしいけど、何かを見逃してしまっている。

そんな気がしてならない。


「でも、ミンタは実際に有害だったのよね?」


ヴェロニカが尋ねてくる。


「うん。肌に塗るのも危ないけど、体内は絶対ダメみたい。ベイリーが平気だったのは毒が完全に回る前だったってだけらしいよ」

「まぁ、その侍女は運が悪いのかいいのやらね」


ヴェロニカが鼻で笑う。

確かに、レイナの侍女じゃなきゃ飲むこともなかったけど、助かることもなかった。


「でもあの性格はいつかは失敗するタイプだと思う」


ただ相手を信じるだけで、考えようともない。

そして信じない相手の考えは否定する。

手に負えないものだと感じる。

その失敗が、大したものではないといいけど。


「本人さえ、毒を飲んだきっかけについてなんも言わないんだもんなぁ…」


私はブー垂れながら言うと、ヴェロニカはそんなことはどうでもいいのか違う話を振ってくる。


「『貴族の欲の犠牲者となった人々を次々に癒し』って、これレモラの中毒患者のことよね?」


彼女に共感してもらおうというのが間違っていた。

「分かる~分かるぅ~」「そうよね。その通りだわ!」なんていう所謂、女子の会話をヴェロニカとした事なんてない。

私は訴えるのを諦めて、ヴェロニカの質問に答える。


「そう。発現した癒しの力で、治したってさ」


多分、スコットレットの植物に関する情報が欲しいんだと思う。

ヴェロニカはまだその事業を諦めてないのだろう。

その執念は本当に彼女の望み通り、一国を手に入れてしまいそうだ。


「公子はなんか言ってた?彼も癒やしじゃないけど、浄化の力はあるでしょ?」

「ノアは……」


突然湧いてきたノアの話に私は項垂れた。

すると、すぐに察したのか、ヴェロニカがこちらに体を寄せる。


「あら、ミミが気にしてるのはここかしら?『ノア・エレン・デネブレの婚約者に内定』」


揶揄われたくないと私があえてスルーしていたのに、ヴェロニカはニヤリと笑って私の持っている木板を指してわざわざ言ってくれる。


確かにこの情報にもモヤモヤしてる。


勿論、最初に言っておくけど、ノアとレイナが婚約したなんて事実は全くない。


ノアは“私”と婚約してますからね!


この不本意すぎる情報の発端は、帝国と教国との対立が再び始まってから。

レモラ中毒者の治療によってその能力が本物だと認められたレイナをどちらも欲しがり、そして譲らない硬直状態。

ついには神殿側が帝国側の宮廷にレイナを置き続ける事にも不満を漏らすようになった。

でも、かといって神殿にレイナを預けるのも帝国的にはNG。


そこでまたしても白羽の矢が立ったのはデネブレ公爵家。

先代の教皇の血筋、皇家の血筋である為、中立の立場として判断された。

良くは知らないけど、デネブレ公爵家では教国の重要な聖職も代々引き継いでいるらしいし、本当に中立なのは間違いない。

ってなわけで、レイナは宮廷からデネブレ公爵家に身を寄せることとなった。


そう、それがこの噂の始まりだった。


『ノア公子は毎日のように聖女様に会いに行っている』


そんな噂が最初に出回った。


『きっと、聖女様を心配しているからだ。聖女様を引き取ったのも彼女の身を案じてだ』


その噂にそんな憶測が付け加えられた。


『聖女もノア公子には最初から心を許していたらしい』

『空から落ちた聖女様を受け止めたのはノア公子だった』


前の話も持ち出され、都合よく書き換えられた。


『あの時から2人は恋に落ちてたんだ!』


そんな結論はすぐにやってきた。

そして彼らの中で、恋に落ちた2人が同じ敷地内に住んでいるという話から──


『ノア公子と聖女様は婚約した!』


ってな噂でありながら真実として話されている内容。

ちなみに、ノアが私と婚約したって話はその話に上手いこと吸収されて、その相手がいつの間にかレイナにすり替わっていた。


「好き勝手言って……」


私は木板を睨みがら言った。

すると、ヴェロニカは扇を口元に置いてクスリと笑う。


「どうせ半分は吟遊詩人が金儲けで盛った話なんだしそんなカリカリする話でもないでしょ?」

「平民の作り話なら、狩猟大会でノアが結婚したいって言った話がここに出てくるのよ」


私は木板をさらに読み進めてそこを指した。


『彼らが婚約を決めたのは、皇家の狩猟大会当日。大貴族、大臣達の前でノア公子が聖女との将来を誓いたいと懇願したのだ』


どうやったら、吟遊詩人がこの話を知ることができるのか。

噂話の端々には貴族しか知らないであろう内容も多くある。

そしてこの噂自体、平民だけでなく貴族の間でも真のように噂されているのだ。


「まぁ、そこは聖女信者達なんじゃない?最近、聖女、聖女って鬱陶しい方は多いもの」


ヴェロニカは面倒だと言わんばかりにあくびをする。


「聖女の賞賛話ばかりをする方のせいで、社交界が面白くないわ。まぁ、聖女に陶酔しすぎて国が傾いたってなれば一つのおもしろ話にはなるわね。ほら、ウルグス子爵夫人から教えてもらったグリード国みたいね。国民に支持され愛されたリリアーヌ王女だけど、結局国は経済危機に陥ったってね」


ヴェロニカは目を細めて愉快そうに笑うが、全く笑えない。

レイナの注目されようが尋常がないから「ありえない」とは言えない。

ノア流に言えば、可能性はゼロじゃない。


「でも、ミミにだって原因はあるのよ?皇帝と神殿に婚約の許可を取るだけで、さっさと婚約式をしないから」


ヴェロニカに指摘されて私もウッとなる。

確かにそれはその通り。

発表だけで、大々的なものがなかったせいで、私の存在が消されレイナにとって代わられたのだ。


「だ、だから…これからするんじゃん……」


私は唇を突き出して言った。


ノアとレイナの噂が広がり始めて、私の周りも騒がしかった。


コーラさんは、「どうなってますの!」って私の代わりにそこらじゅうに唾を飛ばしてる。

クリスティンさんをはじめとする先輩女官の人たちは、気を使ってくれてるし、パパさん達もかなり心配みたいで、頻繁に連絡がくるようになった。


ただ、特に心配なのは幼いティア皇女。

飛び交っていく噂に、理解が追いつかず最初の頃は不安定だった。

できるだけティア皇女にはその話が入らないようにバーリードゥ侯爵夫人が手を回してくれているけど、噂の規模が大きくて完全にシャットアウトはできないみたい。


そんな状況を打開すべく、私たちは婚約式をする事となった。

盛大にすれば、これ以上ノアとレイナの噂は出回らないだろうって話。

しかも、皇帝もそれに協力的で、王宮で執り行われる事となった。

ノアのお父さん、デネブレ公爵曰く、「我が家が断れないって分かってて協力を要求しといて、見て見ぬふりなんてできる訳ないよねぇ~」と笑顔で毒づいていた。


ってな訳で、今日はその婚約式のドレスを用意しにヴェロニカに付き合って貰ってる。

ママさんにも頼んだけど、「若い子の感覚は分からないわ」ってやんわりと断られた。

ママさんは最近外出を控えているらしい。


「それで?ノア公子はなんだって?」

「何が?」

「何がって、婚約式の打ち合わせはしてるのでしょ?」

「……」


そう言われて、私は黙り込んだ。

そして察しの良すぎるヴェロニカはそれでピンときたみたい。


「あら、会えてないの?」


つついてくる気満々の顔が迫ってくる。

私はうっとなりながらも、言葉を絞り出す。


「っ…会えてないわよっ!」


私は膝を叩いた。


一番嫌なのはそこだ。


全くノアに会えない。


まず最初、都合が悪いのかノアとすれ違いが続くようになった。


まぁ、まだまだ恋愛初心者の私にとって、ちょっとホッとするところもあった。

だって、どんな顔していいのか分からないから。

まだ小っ恥ずかしさが拭えない私は呑気に構えていた。

会えない寂しさだって、あの瞬間を思い出せば結構満たされてた。

…なんか、言葉にすると変態っぽいな。


でも、だんだんと私もおかしいなって思うようになった。

ノアの研究室で待っていてもノアが来ることはないし、前はばったり会っていたのにそれが皆無。

ノアがティア皇女の元に来るのだって、何故か私がいないときばかり。

乗馬の練習だって、コーラさんとアーノルドさんばっかり。

アーノルドさんでさえノアとは中々会えないとか。


ならばと、あの楽団の練習部屋の近くにあるノアの秘密基地にも行ったけど、会えない。

既に無事を確認した猫ちゃんがすり寄ってくるばかりだった。


それでも、なんとかノアとの交流がある。

手紙で近況を報告しあっている。


本当は公爵家に乗り込んでもいいと思うのだけど、ただでさえ帝国や教国に振り回されているノアに負担をかけるのもとか思って、一歩踏み出せない。


手紙ではノア自体は元気でなんともないみたいだけど、ノアらしい形式的な内容の手紙では分らない事は多い。


またしても顔を合わせれないことに、私はもどかしさを感じながら過ごすこととなった。

それでも婚約式の打ち合わせは、公爵を通してなんとか出来ている。


──きっと婚約式をすれば…


収縮してマシなのだろうと思うけど、どうも嫌な影を感じてしまう。


何かが邪魔している。

それはノアも手紙でっぽい事を匂わせていた。

でも、それが誰なのか分からない今、ふわふわとしていてどうしようもない気持ちになる。


「しかも、今は辺境の討伐に聖女の付き添いでいないし…」


私が不貞腐れていると、ヴェロニカも思い出したようで頷く。


「あぁ、ジャマ伯爵の領地の瘴気を浄化させるついでの?」

「そう。なんか最近多いみたい。それでこの前の狩猟大会にジャマ伯爵家の参加が少なかったってコーラさんが言ってた」


前から、支援を要請していたジャマ領に、討伐の援助をしにレイナが向かうこととなった。

レイナの目的は、討伐による負傷者の治療。

ノアは瘴気を浄化させるのとレイナのお供が役割だ。


「聖女は向こうでかなり活躍してるみたいよ?」


ヴェロニカが片眉を吊り上げて言った。


「なんでも、聖女には治癒だけじゃなくて、能力強化の力まで発揮してるとか」

「え、そんな事書いてあった?」


私は見落としたのかと木板を見つめる。

けど、そんなのどこにもない。


「私の家が、情報の集まるオリエンス公爵家なのを忘れてないかしら?」


ヴェロニカがふふっと笑う。

そういえば、ヴェロニカは密偵なんかも雇ってるとか言ってた。

だから宮廷の情報にも詳しいって──


「いや、ならさっき話した内容全部最初から知ってんじゃん!」


私が語った内容はなんだったのかと言い返す。

するとヴェロニカは余裕の笑みを見せながら扇を開いた。


「感情というものは本人から直接聞く方が生々しくて面白いじゃない」

「悪魔がいる…」


私は愉快に笑うヴェロニカを見て鳥肌が立った。

こんな恐ろしい人間が野放しになっていることが恐ろしい。


それでも、気になるのはノアの事。


「ノアは元気そう?」

「えぇ、情報ではね」

「そっか」


私がほっとするとヴェロニカは不思議そうな顔をした。


「あら、聖女とはどうなってるかって聞かないの?」


こいつ楽しんでるなと私は睨みを効かす。


「聞かないよ。噂は本当とは限らないし、多分ノアは大丈夫だよ」

「随分と愛されている自信があるのね」


ヴェロニカは意外そうに眉を持ち上げる。

私はそれに苦笑いをした。

別に自信があるのはそれじゃない。


「多分ね、私と婚約してるのに他の人とどうこうなるって、ノアにはありえない事だからね」


ノアの性格に自信があるだけ。

そういう、人に対して不誠実なことってノアの一番避けたいところだと思う。

もし、私との婚約式を勧めておいて、レイナとイチャコラしてたら、ノアは一生罪悪感で生きていく羽目になるだろう。


私がそう言えば、ヴェロニカはそれ以上何も言うことはないのか短く返事をして興味なさげに窓の外へ目をやる。


私は一度思い出してしまったら、次々に思い出す。

この数週間、まともに顔を合わせたことがない。

ノアもレイナの事でそれどころじゃないし…


私はそう思いながらもノアが無事かどうか心配だった。

ノアは瘴気の浄化が目的なだけで、危険な最前線にはいかないと聞いていたけど、心配なのは心配。

中々便りも届かないし、ヤキモキしてしまう。


今、私の心配はそこが大きい。

ヴェロニカの話ぶりで無事なのはわかる。


──元気ならそれでいいけど、やっぱり…


「会って、確かめたいよ…」


ノアへの恋しさが高まるばかりだった。


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