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プロローグ 告白Ⅰ

表示調整は行間210% 文字サイズ110%くらいが個人的に好みです。背景色は各自お好みで。自分は薄水色(おすすめ設定)がしっくりきます。


2025/01/21(改)

改行や字下げ、微妙に表現を描きなおしたりしました。

シデリアン洞窟――深部


 わざわざ豆科の植物を植えなくても、とても良い農作物が育つだろう、ふかふかで肥沃な土。

 この土を外に持って帰るだけでも一財産が得られるんだろうなぁ。

 ただ、その土に人の血肉が含まれてさえいなければの話だけれど……。


 人や魔物の血肉を、主食の岩と一緒に節操なく食らって、体内でこねくり回して排泄し、このキルゾーンを作り上げた化け物は今、私の目の前で鎌首をもたげている。


 どうしてこうなったのと、私は嘆く。嘆かずにはいられない。

 受付のおじさんは、ここが新人冒険者のための少し危ない、初仕事兼、修練場だと、確かに言っていた。だのに、こんな一騎当千の人食いミミズが目の前にいる。

 しかも、その矢面に立っているのは私。

 君しかいないという言葉は、好きな人に囁かれる分には心地いいけれど、こんな状況で言われてしまうと泣きたくなる。泣いてもいい? 無理です。今泣いたら殺されます……。


 ここで知り合った先輩冒険者は、私の目の前で、地中から奇襲をかけてきたこいつに食べられてしまった。

 魔物が、氾濫した川のようになって襲ってきたあの窪地から、命からがら抜け出てきた二十名足らずの冒険者たちも、私を含めて今や、五人プラス一人。


 もう一度言う。

 どうしてこうなった!?


 これから私がやることは、一か八かの博打のようなこと。

 うまく行けば、ひょっとしたら勝てるかも?

 うまく行かなければ真っ先に死んでしまって、みんながお腹の中に入ってくるのを挽き肉になって待つだけ……。

 成功しても失敗しても、私自身の死ぬ確率は大して変わらないという理不尽極まりない、作戦というのも烏滸がましい何かだ。


 他のみんなは、音に敏感なこの化け物に捕捉されないよう、その場にしゃがんで口を噤んでいる。私が動かなければ彼らも動かない。そういう手はずになっている。

 音を立てないよう慎重に、だけど大きく深呼吸をする。

 この化け物に、今し方食い散らかされた仲間たちの血肉と糞尿の臭いが、鼻腔と肺を満たして吐きそうになるのを堪える。



 ――よし、やろう。



 ここでじっとしててもどうせ死ぬ。あがいた方が、何もせずに死ぬよりはいくらかマシかもしれない。

 

 私は、自分でも不釣り合いだなと思うほど大きな盾を両手に構えて突撃の体勢をとる。もうお前との付き合いも、二週間くらいになるのかな?

 

 周りのみんなが息を呑んだのが分かった。

 土を少し強く踏みしめると、わずかに音がした。それを耳聡く察知した化け物――ロックイーターは、私の方を向いて口を開く。

 ひし形状に四つ開きする(くちばし)と、その内側で(うごめ)いている歯が大変気持ち悪い。

 もう、私を見ている……。

 後戻りはできない……。


 ――行こう!


 私は、強く地面を蹴って突撃を開始した。

 ロックイーターも、私を食らうための蠕動をする。

 私は、走り出して十歩もしない内にジャンプする。ちょうど、こちらへ向かってきていた相手の頭の高さ。口を開け、少し体を伸ばせば、口の中にスポンと納まるコース。実際には、グチャリと潰されるのだけど……。


 飛んで火に入るなんとやら。ロックイーターは口を開けて私を受け止める体勢。パクンとキャッチすればそれでお終い。

 私が何の策もないバカな子だったのであればの話だが――。


 自由落下が始まる体。その下で待ち受ける巨大なミミズの化け物の口。

 意を決して、その口の中に私は飛び込んだ――。




カボニー村――

 

 私は、ディティス=アンカー。少し腕っ節の強い女の子。

 今年で十五歳になる、というか昨日なった、もう大人だ。

 十歳から始めさせられた花嫁修業も、最早日課となって久しく、家事全般において、どこに出しても恥ずかしくない花嫁候補だ。

 しかし、私には悩みがあるのです。

「結婚したくないなぁ……」

 待って。この一言だけでは語弊がある。

 正確に言うと、『好きな人以外と結婚したくない』が正しい。

 何を当たり前なと思うでしょうが、この村は、結婚相手を村長が指名するという、時代錯誤も甚だしいことをしている。

 まぁ、既にお付き合いのある男女であれば、そこら辺の事情を汲み取ってくれるだけマシではあるのだけど、私にはそんな相手がいない。


 好きな人がいないわけではない。私だって一人の人間で、思春期真っ盛りな乙女なわけで……。

 ただ、この気持ちを伝えたときに、相手との関係が壊れてしまうのが怖い。

 絶対に困惑される。ひょっとしたら拒絶されるかも。そういった思考がグルグルと頭の中で繰り返されている。

 なんならここ数日、少し避けられている気がしなくもない。

 何か察してしまっているのかなぁ?


「でぃ、ディーちゃん、どうしたの?」

 私が負の思考スパイラルに陥って、(うずくま)ってウンウン唸っていると、幼なじみのシャルちゃん――シャルティ=バウが声をかけてきた。

 何を隠そう、この子こそ、私の好きな人なわけだけど……。

「しゃ、シャル、ちゃん……」

 どこか気まずく感じるのは何でだろう。

 前はどういう風に話していたっけ……。

 完全に話さなくなったのはここ数日のはずなのに、何年も話していなかったような懐かしさを感じる。



 シャルちゃんは、私が生まれた年に、村の通用門に捨てられていた子供を、今の両親が引き取って育てた子だ。

 生まれつき、髪が限りなく白に近いプラチナブロンドで、ルビーのように赤い瞳をしていた。

 医者でもある村長の診察では、アルビノという、見た目以外は多少、体が弱いことを除けば、普通の子供であるとの話だった。

 事実、シャルちゃんは、小さいときから目が悪く、その瞳と同じ、赤いフレームの眼鏡を着けていた。

 両親同士の仲が良かったこともあり、私たちは姉妹同然のように育てられた。

 物心付くころには、二人一緒でない方が珍しいほど、私たちは仲が良かった。

 そんな仲の私たちだったが、十歳になった頃、花嫁修業が始まった。


 お互いに会える時間は減って、男の人に慣れるためにと、男の子たちと一緒に遊んだり作業する機会が増えた。シャルちゃんは体の弱さもあって、お父さんの手伝いをすることが多かったみたいだけど、それでも、たまに、短い時間を使って会って話したり、遊んだりした。

 その時間は、男の子たちと一緒にいる時間よりもずっと大切な時間だった。

 外で目があえば、お互いに手を振り合って、私が変な顔をすればそれに笑ってくれて、そういうことをしていく内に、私の中でシャルちゃんに対する想いの何かが変わっていった。

 いつしか、シャルちゃんのことを考えると、心臓が早鐘を打つようになり、顔が熱くなったり、今まで何ともなかった、視線を合わせるだけでも気恥ずかしく感じるようになった。


 気が付けば、シャルちゃんのことばかり考えていることも多くなった。

 会えない時間が長くなったから、会いたいと、体が訴えているようだった。

 こういう気持ちを何というのだろうと、悶々と日々を過ごしていたけど、お母さんの部屋にある本の片付けを手伝っているときに、ある物語を見つけた。

 男女の恋愛を描いたもので、お母さんが、私より少し大きいくらいの頃に好きだった本だという。

 その本をぱらぱらめくって読んでいくと、私の今の状況に合致した文言が書いてあった。

 この状態を『恋』と呼ぶらしい。言葉だけ知っていたものの意味を、この時、身をもって理解した。

 私は、シャルちゃんに恋をしているのだと、そこでやっと自覚できた。

 しかし、この『恋』を知った私は、この感情を果たして、同性であり、親友であり、姉妹のようなシャルちゃんに向けて良いものなのかと逆に頭を抱えることとなった。

 それから、その感情を抱えたまま二年――。

 シャルちゃんには上手くバレずに、付き合えているはずだったのだけど、ここへ来て何故か、シャルちゃんに避けられ始めたのだ。

 どこで間違ったのかなぁ、私……。



 できるだけ今まで通り、今まで通り……。今まで通りってどんなだっけ……。と、声を捻り出す。

「な、なんか、久しぶりって感じするね。最近忙しかったとか?」

 ああああああ、声が裏返ったー!

「う、ううん。そういうのじゃないよ。少し、顔を合わせ辛くって……」

「え……。な、なんで?」

 あー! これは聞いちゃいけないよ私ー! と、気付いてももう遅い。

「あのね、ディーちゃん。もう少ししたらお嫁さんに、なっちゃうんだよね?」

「え? あ、うん……。たぶん?」

「そうするとね、今までみたいに……会えなく、なるんだよね……?」

「確かに、会える日はもっと減っちゃうだろうね。でも、会えなくなるわけじゃ無いじゃない?」

 ま、結婚する気なんか、私には毛頭無いのだけど!

「うん。でもね、私は、実はそっちの方がいいんじゃないかって、思ってるの。一つの区切りとして……」


 はい?


「区切り? シャルちゃん、ごめんね。ちょっと何が言いたいのか分からないよ……」

 悲しそうに笑うシャルちゃん。そんな顔は見たくなかったな……。

「私、ディーちゃんに会わない方がいいんだよ。こんな気持ちで……こんな、醜い……!」

 え、シャルちゃん、何言ってるの? ちょっと怖いよ……。

「シャルちゃん、ちゃんと話して。私、分かんないよ。醜いとか、どういうことなの?」

「言えないよ、こんなこと言ったら絶対、ディーちゃん、私のこと今までと同じように見られなくなる……」

「そんなことない! 大好きなシャルちゃんが何言ったって、私は大好きなままだよ!」

 隣に座るシャルちゃんはそこで、抱えた膝に顔を埋めてしまった。


 今の私とシャルちゃんの間には、微妙な距離があった。物理的にも、精神的にも。

 どうしたらいいんだろう。私が些細なことで悩んでいる間に、私はシャルちゃんの抱えている問題に気付いてあげられなかった。こんなに思い詰めるほどに……。

 こんなところで関係が壊れるなんて嫌だ。でも、話してくれないことには解決のしようがない。


 …………。


 それなら、私が先に秘密を打ち明けるというのはどうかな?

 こんな形で告白されるのは、シャルちゃんも嫌だろうけど、この気持ちがシャルちゃんの心を繋いでくれたら……逆に切るきっかけにならないこともないけど、そのときはそのときで!

 よし、告ろう!

 私は、一大決心して口を開いた。

「シャルちゃん。実はね、私にも秘密があるんだ。きっと、これを言うと、シャルちゃんはびっくりすると思うし、ひょっとしたら私を軽蔑するかもしれない。それでも言うよ、私」

 透き通るような白い肌の膝の上から、真っ赤な瞳がちらりと覗いた。

「ディーちゃんの……秘密?」

「うん、聞いてくれる? これを聞いたからって、シャルちゃんの悩んでることを言ってくれなんて言わないから」

 シャルちゃんが頷いたのを確認して、私は告る。

「私ね、シャルちゃん。結婚したくないの、この村の男の人と。私、好きな人がいるから」

「え!? す、好きな、人……!?」

 シャルちゃんが顔を上げる。

 私の口から、恋愛話からの好きな人発言は初耳だろう。すごく驚いている。私自身初めてそんなこと話したしね。

「うん。私、一緒になりたい人がもういるの。でも村の男の人じゃないの」

「そう、なんだ……。村を、出て行くの?」

「かもしれない。でも、一緒に来てくれるのか不安なんだ」

「??? 村の人じゃないのならディーちゃんがついて行くんじゃないの?」

「ふふ、シャルちゃん。私、村の『男の人』じゃないって言ったでしょ?」

「???」

 頭にたくさんハテナが浮かんでるなぁ。

 まさか自分のこととは思ってないのかな?

 焦らすのはもうやめよう。


「シャルちゃん――」

彼女の真っ赤な瞳をまっすぐ見つめる。

「私、シャルちゃんのことが好きなの!」

 シャルちゃんがポカンとしている。

 何を言われたのか今、脳内で処理している。

 処理が終わると、白い肌が一気にボンッと噴火するように赤くなった。

「え、え!? あ、そ、それが。ディーちゃんの、秘密?」

「そうだよ。私、シャルちゃんが大好き。結婚したいくらい!」

「じょ、冗談?」

「冗談で結婚したいなんて言わないよ」

 すごく真剣、私は。

「本当の本当なの? ディーちゃん。私のこと、その、恋愛的な意味で好き?」

「うん。私は、シャルちゃんのことをそういう風に想ってる」

「そ、そっか。そうなんだ……。そういう、好き、なんだ……へぇ」

 再び俯いて、ぶつぶつと何か言いながら思案を始めるシャルちゃん。

 やっぱり嫌だよね。今まで友達だと思ってた人に、そういう目で見られてたのかって思うと、気持ち悪いよね……。


 俯こうとした私と入れ替わるように、そこでシャルちゃんが「よし!」と、顔を上げて私の目を見るように頬に手を伸ばしてきた。

「私も、言うね!」

「え!? いや、無理しなくていいんだよ?」

「ううん、大丈夫!」

 シャルちゃんは首を振って笑顔を見せてくれた。顔こそ耳まで真っ赤だけど、その表情は、見慣れた可愛い顔だった。

「あのね、ディーちゃん。私、ディーちゃんがお嫁さんになるんだなって考えたら、すごく嫌な気持ちになったの。私の知ってる人でも、知らない人でも、誰かが、私以外の人が、ディーちゃんの隣にいるのを想像したら、すっごく嫌な気持ちになったの。何で私は男の人じゃないんだろうって。そこは私の場所なのにって。でもね、そんなことを考えている自分がすごく醜くて惨めに思えてきて、こんな私はディーちゃんの傍にいちゃいけないって、そう、思うようになったの……」

「それで私のこと避けてたんだ……」

 頷くシャルちゃん。

「ねぇ、シャルちゃん。どうして今までは避けてたのに、今日は声をかけてくれたの?」

「だって、ディーちゃん、お誕生日の前あたりから、ずっと、何か悩んでたし、今日は、特に酷かったから……」

「そっか。私のこと、ずっと見てくれてたんだ」

「う、うん……」

「私のこと、そんなに見てくれて、まだ現れてもいない旦那さんに嫉妬しちゃうって、ひょっとして、シャルちゃんも私のこと好きってこと、なのかな?」

 事情説明で戻った顔色が、再び真っ赤になって俯くシャルちゃん。あー、可愛い。この子、私の好きな人なんですって叫んで走り回りたい。

 よし、可愛い反応も拝めるし、もう少し攻めっ気を出していこうと、調子に乗る私。

「返事、してくれるとうれしいな。私は言ったよ? シャルちゃんが好きだって。シャルちゃんは、私のこと、好き?」

「い、言わなきゃ、ダメ?」

「ダメじゃないけど、私は言って欲しいなーって」

「じ、じゃあ、言うね」

 シャルちゃんはそこで大きく深呼吸をして、真っ直ぐにその赤い瞳を向けて言った。

「わ、私も、ディーちゃんが好き! です! ……け、結婚したいくらい!!」

「冗談?」

「じょ、冗談で結婚したいなんて言わない……」

「ふふ、お揃いだね、私たち!」

「うん!」


 やったー! 両想いだったとか奇跡か!

 まさか、シャルちゃんの悩みが私とまったく同じで、相手もお互いとか、もう一度言う、奇跡か!

 私、今が幸せの絶頂なのでは? 明日には死体になってないか不安でしょうがないよ!


 浮かれるのも良いけど、問題はまだあるんだよね。

 いくら二人が好き合っていて、これからお付き合いを始めたとしても、村長や村の人たちは、女の子同士の結婚なんて認めないだろうということ。

 ならば、当初の計画に則って、シャルちゃんから同意を得なければならない。

「シャルちゃん、最初の方の話に戻るんだけど」

「うん」

「私たちの両親はどうかはわからないけど、少なくとも、村長さんは、私たちの関係を認めてくれないと思うの。特にシャルちゃんは、村でも一番の美人さんだし」

「私、そこまで綺麗じゃ……」

「いや、綺麗だよ」

「私、胸も全然無いし、ディーちゃんの方が女の子っぽくて、可愛いよ」

「胸は関係ないよ。シャルちゃんが通るとみんないやらしい目でシャルちゃんのお尻見てるんだからね。それに、私は、ほら、怪力女って男の子たちに言われてるから……。両親はそのこと知らないけど。……最近じゃ、男の子たちは力仕事を私に押しつけて逃げ出すし……って、脱線した。まぁ兎に角ね、何が言いたいかって言うと、シャルちゃんは私と一緒に村を出てくれるのかなってこと」

「それは、ディーちゃんと一緒なら、私はどこにでも一緒に行くけど、出た後はどうするの? 考えてる?」

「うーん。さすがだね、シャルちゃん。私の駄目なところをちゃんと言ってくれる。そうなの、実は何も考えてないの! だから、一緒に考えよう、考えてくださいお願いします!」

「もう、ディーちゃんったら。でも、うん。私たちの人生に関わる話だもんね。一緒に考えるよ」

「ありがとうシャルちゃん! 大好きー!」

 シャルちゃんに抱きつく私。

 このくらいのスキンシップなら、前までは普通にやっていたのに、なんだかこういうのも久し振りな感覚だ。


 シャルちゃんがふいに笑った。

「どうしたの?」

「なんだか、こういうの久し振りだなーって思って。ここ何日かの事なのに、変だね」

「そうだね、私も同じこと思ってた。二人とも同じ気持ちだったのに、お互いに遠慮して距離が離れて……。少し遠回りしちゃったね、私たち」

「うん」

「でも、もう大丈夫だね」

「うん!」


 二人でしばらくそのまま抱き合っていた。

 別に何か話すでもなく、そうしていた。ただ、そうしていたかったから。

 これからはもっといっぱい二人でしたいことをして、二人で笑って、二人で泣いて、二人で怒って、そういう風にしていくんだ。

 今までとは少し――いや、結構意味合いの違うハグ。これからもいっぱいしていきたい。

 恋人らしいことも、もっといっぱい――。


 恋人……考えたら少し恥ずかしい感じがする。

 でも、それ以上にうれしい。

 このうれしい、楽しいを、二人でもっと分かち合っていきたいから、二人のこれからを話し合おう。

2024年12月31日(記)

本作は、『何が何でも、どんな形だろうと、不格好でも、長編を一本書ききって完結させる』ことを目標・目的にした作品です。

不慮の事故、病気などで突然死でもしない限りは更新し続けます。絶対にエタらないです。


応援や反応、評価があろうとなかろうと書き続けますが、あることに越したことはないので、気が向きましたらご声援などいただけますと幸いです。

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