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ロクデナシ黙示録 ~夕立市最悪の三日間~

作者:松山リョウ
きっかけは一枚の絵だった。空に浮かぶ日本の城を背景に、怪獣が街を破壊し、赤目の少年が笑う。絵画に描かれた日付から、近日中に日本でなにかが起こるかもしれないと人々で実しやかに囁く裏で、法理境会は予言を阻止するために狼男と黒猫を派遣し、管理局は予言を実現させるためにフランケンシュタインの怪物に仕事を依頼する。瀬戸内の城下町である夕立市にて、ろくでなしの化け物たちが集結し、それぞれの思惑で動き出そうとしていた。

「あのな、リリス。誇り高き狼とその辺の犬っころとでは天と地の差があってだな――」。狼男はチワワ姿で憤慨する。

「またご主人の術中にハマっている気がする……まあ、ルガールもいるなら少しは楽しめるか」。黒猫は考えることを放棄する。

「金が払われるなら、きっちり仕事はこなす。神でも悪魔でも相手してやろうじゃないか」。管理局の怪物は報酬額を交渉する。

「ただのお願いならば断固として拒否しますし――命令されれば、私は必ず従います」。殺し屋は任務のためにメイド服を脱ぐ。

「夕立には僕がおるんを知っとるんか、海向こうのアホどもはっ! おどれらまとめて磔刑にしたるわっ!」。聖人ミイラは化け物たちを迎え撃つ。

「木陰で眠りこけている場合ではありません。今こそ子どもたちに恩返しをいたしましょう」。学舎の霊はふわりと飛び立つ。


一方、何も知らない街の少年・ミツルは奇妙な噂を耳にする。
「俺たちの学校に、七不思議なんてあんの?」

予言の実現まで、あと3日。

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すでに二十五万字書いているものをひたすら投稿していくので、応援よろしくお願いします。
すでに予約済みで、全75話です。

*10年ほど前に別アカウントで投稿していて頓挫した作品のリメイク。別アカウントは入れなくなりました。
*カクヨムとの重複投稿です。

参考文献:「たぬきざんまい」富田狸通(昭和39年)
プロローグ
来たる四人、迎える二人、加えて一人
メイド兼殺し屋 メイファ
2025/08/27 06:20
聖人ミイラ 有馬辺無名
2025/08/27 17:00
学舎の霊 綴喜
2025/08/27 17:20
街の少年 ミツル
2025/08/27 17:30
5月10日~16日  乱戦に至るまで
犬っころの遠吠え
2025/08/28 06:00
潜入開始
2025/08/28 06:30
すでに暴れておりますゆえ
2025/08/28 07:10
一つ目の怪談 騒ぐ理科室
2025/08/28 12:00
ルガールとヴィクトール②
2025/08/28 19:30
クラクション
2025/08/29 07:10
大乱戦
2025/08/29 12:10
仕切り直し
2025/08/29 17:00
それぞれの逃走
2025/08/29 18:10
夢を見ていた
2025/08/29 19:00
5月17日 螺旋怪談
学校の七不思議
2025/08/29 22:20
明日坊の戯言
2025/08/30 08:10
二つ目の怪談 裏門の御札
2025/08/30 21:20
忘れてもらおう
2025/08/31 17:30
ここ、どこだよ
2025/09/01 06:20
夜の学校
2025/09/02 06:10
5月18日7時~17時 赤目の少年
運命の日の朝
2025/09/02 21:19
七つ目の怪談
2025/09/03 12:09
誇り高き血統
2025/09/03 21:25
喉が渇くんだよ
2025/09/04 12:03
5月18日18時~26時 予言の時来たり
血塗られた手
2025/09/05 06:01
なにを今更
2025/09/05 20:22
夕立城天守にて
2025/09/06 12:02
メイファ VS ヴィクトール
2025/09/07 07:10
桜前線の終着点
2025/09/07 14:07
こっくりさん
2025/09/07 20:04
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