チロルチョコはチロルチョコ
見た目で判断しちゃけません。
実家から荷物が届いた。
中に入っていたのは、地元の醤油とお砂糖。
それとじいじとばあばから子供たちへのお菓子。
子供たちへのお菓子は、
当然、
ばあばが働くスーパーでお客様が購入した商品で
ばあばにプレゼントされたお菓子たちである。
それをばあばは
お菓子が大量に貯まるたびに
こうやって私が頼んだ
醤油とお砂糖と一緒に送ってきてくれる。
お客様がばあばにについて
ばあばが子供たちに貢ぐと言う
不思議なサイクルが定着して
10年以上になる。
子供たちは
このお菓子のサイクルをちゃんと理解している。
だからこそ、
次男氏に至っては
「ばあばが貢がれたお菓子って
他のお菓子より美味しく感じるよね!」
などとほざいている。
まぁ
孫もいる年齢の女性に、
お菓子をせっせと運んでくるお客様もお客様である。
我が家にとってはありがたいことだけれども。
そんなばあばに
お菓子を下さるお客様だけでは終わらない。
中にはなぜか果物を貢いでくる農家の方もいる。
もちろん
それも急いで我が家に届けられる。
農家の人は何を考えて、
スーパーのレジ打ち係のうちの母に
結構高級な果物を貢いでくれるのだろうか?
といつも思議に思ってしまう。
さて
今回ばあばが送ってきてくれたお菓子の中に
チロルチョコがあった。
パッケージがひな祭り以上になっており、
パッケージを工夫して組み立てると
ひな壇飾りになるようだ。
かわいい♡
それを見たチョコ大好き次男氏。
「なんだ女の子用の
ひな祭りのお菓子じゃん。
これママにあげる。」
「おん?
ありがとう」
思わず受け取ってしまったが、
チロルチョコである。
なんでチョコ大好き。
次男氏は
このパッケージを見て私に渡したのだろう?
ガッツリ
『チロルチョコ』と書いてあるのに。
いつもパッケージなんて全く気にせず、
チョコレートと言うだけで大喜びする次男氏なのに。
私はチロルチョコのパッケージを
まじまじくめながら考えていた。
そこに長男氏がやってきて、
「もしかして次男師って
これがチョコレートだと気づいてないんじゃない」
「まさかそんなことないでしょう?
チロルチョコって書いてあるよ」
「何言ってんだよ。
次男だよ。あり得るじゃん」
そこで
長男氏の言葉が気ににして
次男氏に聞いてみた。
「ねぇこれ
チロルチョコもらってもいいの?
本当に?」
「いいよ!それひな祭りのお菓子でしょ!!」
まさかと思ったけど、
パッケージだけで
ひな祭りのひなあられと勘違いしているようだ。
なので、
次男師にパッケージを見せながら
「ここにチロルチョコって書いてあるけど、
これチョコレートだけど、
じゃあもらうね。
ありがとう」
と言うと、
次男氏は
Σ੧(❛□❛✿)!!と言う顔をした。
マジで気づいてなかったんだ・・・。
パッケージだけで判断しちゃったんだね。
かといっても、
私はホワイトチョコレートが苦手なので、
そのままチロルチョコを長男氏にあげた。
長男氏もチョコレート大好きである。
次男氏があっけに取られたような表情で、
呆然と見ている。
仕方がないことだ
だって、
勘違いしたのは次男氏の方だし、
長男氏はうれしそうに
チロルチョコをもらって部屋に持っていった。
「い〜もん!!
俺には他にもチョコレートがあるもん!」
強がる次男氏の目の端に
涙の粒を見たような気がした日だった。
教訓
パッケージに騙されてはいけません。
ちゃんと文字を読みましょう。
絶対1回は美人局に合うと思われる
次男氏のお話でした。




