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次男氏が紹介してきた親友

次男氏が小学2年生の頃

可愛くて社交的で

誰にでも声をかけて

友達になれる子だった。


次男氏より年上の子が

何度も家に

遊びに誘いにきたこともある。


だが、次男氏の交友関係は

親が思っている以上に幅広かった。


ある日

次男氏は近所のスーパーに

毎週、クレープの移動販売が

来ている事を知った。


次男氏の大好きな

フルーツにホイップクリームが

おてんこ盛りのクレープ。


当時はお小遣いなど渡してなかった。

欲しい物があれば

申告してくるので

その度にお金を渡していた。


なので

クレープも同じように

大体の値段を私がリサーチして

少しお釣りが出るように

渡していた。


私にとって

次男氏のクレープは

美味しく食べれてる

少し贅沢なおやつという位置づけだった。


ところが

ここで次男氏は社交性を

一気に爆発させていた。


それを知ることになったのは

近所の高校生達だった。


その時住んでいた家の近くに

高校があったのだ。


そして、

高校生達は学校帰りに

クレープを食べていた。


お分かりだろうか?


次男氏は

高校生と友情を育んでいた。


母の知らないところで・・・。


それを知ったのは

次男氏と買い物に行った帰りだった。


学校に必要なものを買いに行った帰り

次男氏が私から少し離れて歩いていると


「あ!!お〜い!

 次男氏〜」


と黄色い声が後ろからかかった。


私はびっくりして

次男氏を見てから振り返ると

5人くらいの女子高生の集団が


「今日クレープ行くの〜?」


「あ!!そうだ!

 約束してた!」


そう言って私を見た。


え?

ちょ、待って!

あちらにいる

声かけてきた方々は

現役女子高生の皆様デスヨネ。


キラキラエフェクトまとい

眩しいくらいの輝きを放っていますよ。


で、約束してた?と


ってか?

次男氏よ!

知り合いなのか?


そう思いながら次男氏を見た。


「ママ、あの子達ね

 俺の親友なの。」


あんだって?

女子高生が親友?

小学生の次男氏の?


「あれ?次男氏のお母さん?」


女子高生も

少し離れて歩いていた私が

次男氏のお母さんとわかり

気まずそうに困った表情をした。


あ!

わかりますよ。

お母さんといるタイミングで

次男氏に声かけて良かったのかな?と

気にして下さったんですよね。


大丈夫です!

不審者と思ってませんから!

むしろ

お優しい対応ですね。


「初めまして。

 次男氏の母です。

 次男氏がご迷惑をかけてませんか?」


そう声をかけながら

深々と頭を下げた。

(次男氏が何かやらかしてるかもしれん!)


「大丈夫です!

 いつも一緒にクレープ食べてて。

 今日はいないから

 どうしたのかって話してたから・・・」


なんていい子達なの♡


「今日さ!

 ママと買い物行ってたから。

 ママ、クレープ行ってきていい?」


「いいよ。

 迷惑にならないようにね」


そう言ってお金を渡し

声をかけてきた女子高生に


「お世話をかけます。 

 悪いことしたら叱ってください。

 よろしくお願いします」


「あ!はい!

 大丈夫です。

 いつも一緒に食べてるだけですから!


そう言ってくれた。

5人ほどの集団の女子高生は

駆け寄ってきた次男氏と手を繋ぎ

楽しそうにクレープのお店に向かって歩き出した。


えー!

あいつ、まじか?


小学2年生で女子高生と親友って?

ありなん?


そう思いながら帰宅した。

次男氏と一緒に出かけたのに

私だけで帰ってきたのを見た旦那ちゃんに


「次男氏は?」

と聞かれ


「親友の女子高生達と

 クレープ食べに行った」

と伝えると

 

「次男氏、女子高生紹介してくれないかな?」

と言っていた。


たしかに

こうなると紹介してほしいよなぁ~

男性方は

(納得)


後日、次男氏と一緒に

クレープの移動販売車に行くと

女子高生達と

今日のおすすめクレープの話に

母を忘れて話し込んでしまった。


苦笑いしながら

お店の人に挨拶をして

「迷惑かけたら怒ってください」と

お願いをした。

クレープ屋さんも

「次男氏はいい子です!

 可愛いですね!」と

言ってくれた。


ありがとうございます。


私は次男氏のお金を払い

次男氏に存在を忘れられていた。


女子高生達にも挨拶をして

次男氏を置いて帰った。


これで終わりではなかった。


さらに別の日に

同じ高校の男子校生とも

友人関係を築いていたことが判明。


おい!

次男氏よ。

なんだその交友関係。

小学2年生にしては

年齢層広くないか?


しかも、ガタイのいい柔道部員。


うちの子がすみません。


次男氏の交友関係で

人生でこれほど何回も

高校生に頭を下げて

挨拶をするという経験を

させて頂くことになるとは

思わなかった。


ーーーーーーーーー


なのに!

自分が高校2年生になったら

女子高生の友達はいないという。


女子高生とお友達になるなら

今でしょ!


と思う母である。



当時通わせていたアウトドアクラブで

「親友は現役女子高生!」と自慢していた次男氏。

サポートで参加していた大学生と社会人コーチに

「紹介してほしい」と

本気で頼まれてました(笑)

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