花子の悲劇
我が家の動物大好きは
私の父、じいじの血である。
今朝、そろそろ目覚めようかな、と
意識がゆっくり浮上してきた時
突然、耳にバチン!!と
痛みが走った!
驚きはしたが
大丈夫。
理由はわかっている。
犯人・・・
犯ニャンは・・・
我が家の猫姉弟の長女
花子である。
急いで目を開け
周りを見ると
私を見て固まっている
猫姉弟の末っ子桃心がいた。
「こら、もも!
また、花子を追い回したね!」
桃心は花子のことが好きで
追いかけ回すが
花子は一人でゆっくり過ごしたいので
騒がしく追いかけてくる
桃心が苦手である。
毎回、花子が本気で怒るまで
追いかけるので
絶対に自分を守ってくれる
ママである私のところに
逃げてくる。
今朝も追いかけられて
寝ている私の近くに来たが
起きそうにない私の近くまで
桃心が来たので
猫パンチをしたところ
肝心なところで
桃心が私を見て怯み
私の耳に花子の猫パンチがヒット!
びっくりして飛び起きたら
今度は
私の勢いにびっくりした桃心が
凄い勢いで逃げていった。
いや、びっくりするくらい
痛かったねん。
爪出してなかったんだけど
しばらく
猫パンチ喰らったとこ
ジンジンしてたもん。
痛かった!
さて、今回は
鋭い猫パンチをした花子がらみのお話し。
花子は、とある公園で出会い
そのまま我が家にお迎えした
元野良猫。
毛色が珍しい
スモーキーグレーという。
毛先5ミリくらい黒くて
あとは真っ白という
ちょっと神秘的な毛色。
しかも、ちょっと
虎柄が入っている
小柄な女の子である。
我が家に来たときは
じゃれあいの手加減ができす
私の左腕に戯れて
すざましい擦り傷を作ったりした
凄いやんちゃな子だった。
時間をかけて教育して
今は抱っこ大好きの
大人しい女の子になりました。
花子が我が家に来たとき
当時、小学生だった
長男氏も次男氏も大喜びだった。
しかし、花子は子供たちを嫌がった。
全力でシャー!である。
だが、長男氏も次男氏も
叩かれようが
引っ掻かれようが
気持ち悪いほどのにやけ顔で
「花ちゃん、かわいいねぇ〜♡」
と言いながら
花子を撫でくりまわし
ドン引きさせていた。
花子も毎回
私の影に隠れるので
「2人とも、それは
人間だったらセクハラになるからやめな!」
と言ったくらい。
私がいないときには
お兄ちゃん2人から
花子は溺愛され続けた。
花子にとっては
迷惑な時期だったと思う。
しかし、動物大好きな2人は
しばらく学校で花子を自慢していたくらい。
とにかく可愛がった。
そして、事件は起きた。
ある日から、夕方になると
花子の背中が
背骨に沿ってびっちゃり濡れているのだ。
かなりべったり濡れているし
それもねっとりとしている。
何があったの?
と思いながら濡らしたタオルと
乾いたタオルとで
花子の背中を拭いた。
その次の日も
やはり夕方に背中がべったりしている。
なぜかだろうか?
3日ほど続いておさまったが
気がつけば
忘れた頃に
夕方に濡れている。
何かの病気?
猫の病気も疑い出した頃
旦那ちゃんにも相談して
どうしようか、病院か?
そこまで考えていた。
晩ごはんの時に
「明日、病院連れて行くわ。」
そう旦那ちゃんと話していたら
長男氏が
「花子ちゃん、なんかあったの?」
と聞いてきた。
「最近、花子の背中が
べっとり濡れている時あって
何かあってからじゃいけないから
病院に行くことにしたの。」
それを聞いた長男氏は
心配そうな表情を作った。
「あ、おれ、
それなんでか知ってるよ!」
いきなり次男氏が言い出した。
続けて
「それは、ときどき
俺が花子の背中を舐めてるから!」
ゴふッ!
イッター!
鼻にみじゅ・・・
水入った!
飲んでたお茶が
口の中で逆噴射して
水分が鼻に直撃しましたよ。
痛いですわ〜。
って
「次男氏!
花子舐めてたの?!」
「うん、可愛くて
愛が止まらんかったの」
え?、あのべったりは
次男氏の唾液・・・。
いやーーーー!
何すんねん!
バカ息子!!!
「あんなにべっとりするまで
舐めまくったの?」
「うん!」
怒るに、・・・
怒れない・・・。
愛が止まらんかったって・・・。
どうりで
最近、次男氏見ると
シャーが激しかったのね。
花子、ごめん。
私に隠れて
次男氏にセクハラまがいの
変態行為をされていたなんて・・・。
とにかく、すぐさま次男氏に指導。
今度やったら
ママが次男氏を舐めまくる!
と宣言した。
「えーー!
それてセクハラじゃん!」
イヤそうに次男氏が言った。
「それを花子に次男はやったんだろ!」
冷静に突っ込む長男氏。
「舐めるのは
女性から同意があったときだけだよ!」
いらんアドバイスを
小学生にするな!旦那ちゃん!
かくて、花子は
動物病院を回避したが
さぞかし気持ち悪い体験を
させてしまったと思う。
今は、他の猫姉弟ができ
舐めまくられることはない。
あの出来事が
花子のトラウマにならんかったことを
心より願っている。
今では次男氏にも抱っこされるくらい
トラウマは無くなったようです。
よかった〜。




