表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

92/94

婚約者を選ぶ頃らしい

「アニエス」


「なぁに?パパ」


「いいと思う相手はいるのか」


いきなりそんなことを問われて固まる。


「いや…いないけど、なんで?」


「アリスティドやルイから、そろそろアニエスの婚約者を決めろとせっつかれている」


なるほど、そういうことか。


「パパはどんな人がいいの?」


「アニエスの自分で選んだ男がいい」


「なるほど」


そういうことならばと手をあげる。


「しばらく真剣に悩んでから結論を出したいので、待っててくれますか!」


「構わない」


ということで、真剣に婚約を考えることにした。





















部屋でベッドに突っ伏して悩む。


「面食いな私だけど、初恋もまだなんだよなぁ…」


であれば、イケメンなのは最初の条件として…相性のいい相手がいいだろう。


そう考えると、どうせなら元から仲のいいお友達がいいよね。


ロックくんか、アルヴィアちゃん。


うん、どちらとも結婚するのに忌避感はないし気心も知れていていい。


二人とも私との相性もいいし。


「なら、どちらにするかだよね」


ロックくんもアルヴィアちゃんもどちらも大好きだから、選ぶ基準が難しい。


「とりあえずお昼寝してからまた考えよう」


なんだか急に眠気が襲ってきたので、私は眠気に身を任せた。














たくさんの人に祝福されて、結婚式を挙げた。


盛大な結婚式は大いに盛り上がり、私とその人は幸せそうに見つめ合っていた。


その人は…。


そこで目が覚めた。


「んん…」


…今のは、ただの夢だろうか。


それとも正夢だろうか。


であれば、私が選ぶ人は。


「ロックくんと、結婚かぁ」


それも悪くないと思える時点で、決まりなのかなと思った。


そうと決まれば、告白してプロポーズしようか。


ロックくんの気持ちはわからないけれど、当たって砕けろだ。


それで受け入れてもらえたなら、パパとマルソーおじさんに婚約の許可をもらおう。


よし、頑張るぞー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ