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【連載版】侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました  作者: 下菊みこと


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プレゼントの中身

「とりあえず…プレゼント開封しようか」


「はい、お嬢様」


乳母とメイドたちがプレゼントを開封してくれる。


「まあ、可愛らしいドレス!」


「こちらはお靴ですね!」


「こちらはハンカチです」


「こちらはブローチですね」


「こちらは髪飾りです」


どのプレゼントにも、一々皇室の紋章が入ってる。


…どの場面でどう使えと?


「あら?プレゼントの中にお手紙が…」


「…え」


皇帝陛下からだったらどうしよう。


「…あ」


差出人を確認したら、リオルさんだった。


『このような形で申し訳ありません。我が主人が天使様には皇室の紋章の入ったものを身につけさせろとお命じなので気兼ねなく使ってください。お願いします』


うん。そっか。そうだね。


それはパパの前では言えないね。


そしてお願いしますに切実さが垣間見えるね。


「…わかった。なにかしらのタイミングで全部身につけるよ」


じゃないとリオルさんが怒られるし、この量のプレゼントは意識して使わないと腐らせちゃう。


とはいえ下手に皇室の紋章が入ってるものを身につけるの怖いんだけど…仕方ない。


「あら、こちらは焼き菓子ですね」


「こちらは高級な茶葉」


「こちらはチョコレートですね」


うわぁ、食べ物もあった。


腐らせないように早く食べなきゃ。


「しばらくパパとのお茶会ではこれ出すようにして」


「はい、お嬢様」


パパは多分嫌だろうけど仕方がない。


「こちらはぬいぐるみですね」


「こちらはお人形です」


びっくりするほどの量の、大小様々なぬいぐるみとお人形ももらった。


この量は軽くホラーだよ…。


とはいえ無下にも出来ないので私の天蓋付きベッドに飾っておく。どうせベッドの上広いし。


その後も開封しまくって、ここまでくればあとはプレゼントの整理は出来そうです。

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