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二日目 北の町へ向かう列車

朝6時30分、僕は目覚めた。とても近い天井が見える。「そうか、僕は旅の途中だったっけ」と昨日の出来事を思い出した。昨日まで東京(とうきょう)で仕事をしていたことも夢のようだ。


歯を磨き、顔を洗い、着替えたらすぐにチェックアウトした。夏の札幌(さっぽろ)の朝は少し寒い。今日はいい天気になりそうだ。札幌駅の大きな時計を眺めながら僕は駅に入る。札幌へはまた来る予定だ。


駅にあるコンビニでおにぎりとお茶を買う。このコンビニは、松江(まつえ)にも十年くらい前まで駅にあったチェーン店だが最近では見なくなっていた。北海道ではまだあるらしく、少し懐かしく思った。


僕は、改札を通る前に券売機(けんばいき)へ向かった。僕は昨日買った北海道フリーパスを機械に入れ、13時35分に旭川(あさひかわ)を出発する特急サロベツ1号稚内(わっかない)行きの指定券を手に入れた。この北海道フリーパスは6回まで無料で指定席を取ることが出来るので、長い時間乗車するときに使っていくことにした。


札幌駅の改札を抜け、通勤通学で賑わう駅の中を彷徨いながら、9番線へと向かう。そして、たくさんぶら下がっている札の中から、特急フラノラベンダーエクスプレスを見つける。そこに並ぶ観光客の列に僕も並んだ。


7時41分発特急フラノラベンダーエクスプレス富良野(ふらの)行きの列車が到着すると、僕は乗り込んだ。行き先はもうお分かりだろうか。富良野である。「ファーム富田(とみた)」というラベンダー畑に行くのだ。列車にはラウンジもあるらしいのだが、人が多かったので、自由席の座席に座る。北海道で特急列車に乗るのは初めてだ。頭のところが枕みたいになっているのが良い。やがて、男性の声の自動放送が流れた。途中「車内販売はございません」の部分が気になった。この列車は2時間ほど走るが、車内販売はないらしい。今後の長距離列車(ちょうきょりれっしゃ)でも車内販売はないと思ったほうがよさそうだ。


向かいのホームに、サラリーマンと学生を詰め込んだ列車が到着すると、力強いディーゼル音と共に、この列車が出発した。しばらくすると視界が開け、ビルが見える。僕はそのビルを眺めていた。


車掌(しゃしょう)に切符を見せる、車内検札(けんさつ)が終わると、僕は前の座席についているテーブルをパタンと広げて、コンビニのおにぎりとお茶を置く。窓の外はビルの数も片手で数えるほどになり、草木が増えてきた。いよいよ旅が始まる。子供の頃に毎週水曜日に見ていた旅番組の曲を流したいくらいだ。


「まもなく、岩見沢(いわみざわ)です。停車時間はわずかです」


おにぎりを食べ終えた僕はとても暇だった。なので、岩見沢駅がどのようなものか眺めていた。こんな事言うと失礼かもしれないが、岩見沢駅周辺は街には見えなかった。しかし、駅は東京で見る駅のように広かった。思わず「広っ」と声に出すと

「ここは昔炭鉱(たんこう)で栄えた頃に駅ができたからその名残で駅が広いんだよ」

と近くを通ったおじいさんが教えてくれた。

「あっ、だから広いんですね~」

「そうだよ。他にも北海道には街の規模と比べると、大きすぎるような駅があるけど、炭鉱が関係している場所が多いよ」

「そうなんですか~。僕、鉄道とかあまり興味なかったんですけど、おもしろいですね!」

「そうだろ~、あっ、でも次の滝川(たきかわ)駅も広いんだけど、それは列車の車庫があったから大きいんだ」

「それはまた楽しみですね」

そう言っておじいさんはその場を去った。北海道は旅をしている人が多い。そして、旅人同士話をすることも多い。この頃には旅人たちと話すのも楽しみの一つになっていた。


滝川駅に到着し、僕はさっきのおじいさんにお辞儀をした。鉄道が好きらしく、滝川に一時間ほど滞在した後、旭川方面へ行くらしい。そんなに魅力的な駅なら、少し早く来て降りればよかったと思った。「いい日旅立ち」と書かれた看板が僕に手を振る。


滝川を出ると、あと2駅で富良野駅だ。と言ってもまだ1時間掛かるし、そこから普通列車に乗り換えだ。特急列車ではあるが、北海道は駅と駅の間隔が長い。暇つぶしの本でも買ったほうが良さそうだ。


富良野駅に着くと、普通列車に乗り換えだ。カクカクしたかわいい列車に乗る。キハ150形というらしい。


そこから10分ほど列車に揺られて、中富良野(なかふらの)駅で降りた。ピンクと青の出口がちょっとかわいい。そこからガラス張りの歩道橋を渡る。


「ついた~」と思ったら、別のラベンダー畑だった。北星山(ほくせいやま)ラベンダー園というらしい。ここも綺麗だったので、帰りに時間があれば行こうと思う。


そこから少し歩くと、ファーム富田と書かれた木製の門が見えた。僕はその先へと進む。

何もないなと思いながら進んでいたが、木陰を抜けると、そこには無数のラベンダーが広がっていた。美しかった。来てよかった。もう、ずっとここにいたいとさえ思った。その美しさに写真を撮ることも忘れていた。


僕は、ラベンダーアイスを食べながら、ファーム富田を後にした。時刻は11時。次の列車は11:53だ。このペースだと、途中の北星山ラベンダー園へも行けそうだ。僕は早歩きで向かう。


北星山ラベンダー園に着いた。ここでは、リフトで上に登るのがおすすめらしい。ぼくはおじさんに400円を渡し、リフトに乗った。短いようで、乗っていると長く感じるリフトからは、ラベンダーやひまわり、マリーゴールドが見られた。でも、一番上に行くまでは決して振り向かない。ここで振り向いたら感動が半分になりそうだからだ。


前の人がリフトから降り、僕もそれに続く。リフトから降りるのは少し緊張する。地面に足をつけ、小走りで斜めに抜けた。そして、リフトを管理する建物の裏を通り、その先へ行く。そして上を向いた。


直ぐ側に輝く紫色のラベンダー、その先に見えるひまわりにサルビア、その向こうには中富良野の町が広がっていた。遠くに広がる田園風景、ポツポツと建っている家、少し低めの山々、そこに被さる白い雲、ここが日本だとは信じられない景色が広がっていた。


次の列車まであと20分くらいなので、そろそろ降りることにした。リフトから眺める中富良野の町の美しい。登るときに見なかったのは間違いだったのかもしれない。


「ありがとうございました」


おじさんにそう言い、僕は早歩きで駅へと向かった。


駅までの景色が全て美しいものだから、駅についたのは出発の3分前だった。北海道では出発の10分ほど前に改札が始まり、ホームに入られるようになるらしいが、駅はすでに改札が始まっていた。これを逃すと、稚内到着が日付が変わる直前くらいになってしまう。危なかった。再びキハ150形気動車のボックスシートに座り、旭川へ向かう。


夏の北海道では、普通列車に乗ると、景色が全く違うものになる。車内はユニフォームを着た部活動帰りの高校生と、巨大なリュックを抱えた旅人で賑わっている。荷物棚にはやはり大きなリュックがいくつか乗っている。窓の外にはゆっくり流れる田園風景、そして、息を切らしながら走る列車、なんでもあると言われる東京にはないものばかりだ。


途中、美瑛(びえい)で多くの旅人が降りていった。飛行機のパンフレットで見ていたが、とても良い場所らしい。でも、時間がなくて行けないのは少し悔しい。まぁ、人生まだまだ60年あるのだから、また来たら良いだろう。そして、再び列車にはリュックを抱えた人たちが乗り込み、旅人同士の交流の場となっていた。


「君はどこから来たの?」

向かいに座った老夫婦の男性から声をかけられた。

「東京です。会社を辞めてそのまま来ました」

そう答えた。すると、

「はっはっは、若いときの俺と同じだよ、俺も会社辞めてそのまま夜行列車で青森に行ったことがあるよ。そのまま青函連絡船(せいかんれんらくせん)で北海道に渡ったっけ」

「本当にあのときは心配したんだからね。でも元気になって本当に良かったわ」

聞けば、僕と同じくらいの歳で今の奥さんを置いて北海道へ旅立ったそうだ。


世間一般的には、会社をやめて次の職も探さないで旅に出るなんて、人間失格だと思われるのが普通なのかもしれない。実際、転職先を探さずに退職届を出したことは、家族から酷く怒られた。でも何故だろう。旅先で出会う人達は温かい。もちろん、それは浅い関係だからというのもあるだろう。でも、旅先で出会う人たちと話すのは心地が良い。


「でもね、家族に連絡していなかったら連絡しておくんだよ。その後は返事しなくてもいいから」


そういえば、母から怒りのメッセージが届いてからはなにも連絡していなかったっけ。


「まもなく終着旭川、旭川です」


そう放送が流れると、急に高いビルが見え、線路は高架になっていた。


「これからどちらへ?」

「稚内です」

「それじゃあ、ここでお別れだね。俺たちは明日に稚内に行くから、また会えるかもしれないね」

「はい!その時は話の続きをお聞かせください」

「そうだね。また会えたらゆっくり話そう。それではよい旅を」

「よい旅を」

そして、列車から降りるとお辞儀をする。老夫婦も笑顔でお辞儀を返してくれた。


現在時刻は13時。次に乗る列車は13時35分発 特急サロベツ1号稚内行きだ。35分の間に昼ごはんと、4時間もの乗車で暇を潰せるものを買わなければいけない。駅を見渡すと、見慣れたショッピングモールが併設されていた。僕はそこに入る。


入るとすぐに食品売り場になっていた。僕はとりあえず唐揚げ弁当とお茶、お菓子を手にとってレジに行った。


店を出ようとすると、なんと、ここにアニメショップがあるじゃないか。もちろんマンガ本も販売している。場所は3階だ。時間はあと30分、僕はエスカレーターで3階へ急いだ。


店内は今すぐ欲しい物がたくさんあるが、今は暇を潰せるものを探しているので、我慢した。マンガ本は30分ちょっとで読み終わるので、ここは気になっていた恋愛系のライトノベルを二巻買った。


もう少し店にいても時間は大丈夫だったが、列車を逃すのが怖いので、改札へと向かった。


まるで美術館のようなエスカレーターを登ると、青い特急列車が停まっていた。2号車に乗り込み、7Dの文字を探す。そして、リュックから昼食とライトノベル、財布とスマホを取り出し、座席に座った。


列車はコトンと音を立て、走り出した。旭川から稚内までは約4時間。僕はスマホの電波が届くうちに稚内の宿を探した。今はシーズンということだろうか6000円のビジネスホテルしか空いていなかった。予約も終え、とりあえずテーブルに唐揚げ弁当とお茶を広げ、食べることにした。窓の外はもう田舎の風景だ。


昼食を食べ終える頃に列車は和寒(わっさむ)駅に停まった。聞いたことのない名前だったが、結構栄えていて、地元の人と思われる人も何人か乗ってきた。しかし、名前が面白い。大きくひらがなで「わっさむ」と書かれているのがシュールだ。


山と町を繰り返す車窓が面白く、じっくり見ていたが、さすがに飽きてきて、僕はライトノベルを開いた。どうやら高校生の男女二人が半同棲状態になっちゃった話らしい。とてもいい話で、恋をしたくなるような話だった。ふと顔をあげると鉄路を走る音が響く。車内電光掲示板には「稚内行きです」の文字。なんだか稚内行の列車に乗っている自分が悲しくなった。


音威子府(おといねっぷ)駅を出発し、十分くらい経っただろうか、またしても旅人に話しかけられた。

「あの、もしかして大学生ですか?」

年齢が近そうな女性が話しかけてきた。落ち着いた人柄だが、顔は整っている。密かに人気な吹奏楽部(すいそうがくぶ)の女子みたいな雰囲気だ。

「いいえ、大学生ではありませんが、20歳です」

「えっ、本当ですか!?私も20歳なんです!同い年ですね!!」

まさか、こんなところで同い年の女性に声をかけられるなんて思いもしなかった。

「どうして稚内に?」

僕は聞いた。

「旅が好きで、日本の最北端だけ行ったことなかったので...」

そう言って、日本本土(にほんほんど)四極踏破(しきょくとうは)証明書(しょうめいしょ)と書かれたものを見せてもらった。日本の島々を除いた、最東端の根室(ねむろ)市、最西端の佐世保(させぼ)市、最南端の南大隅(みなみおおすみ)町、そして最北端の稚内市を訪問すると一つの賞状になるようで、左上の部分が欠けた状態だった。

「あなたはどうして稚内へ?」

「僕は特に理由もありません。仕事が嫌になって逃げたらここにいました」

「まぁ、それは辛かったでしょう。私も一度、アルバイトで精神的な病気になりました。逃げることは悪いことではありません。私もあの時早く逃げていればと後悔しています」


しばらく話した後、僕たちはSNSのアカウントを交換した。彼女のアカウント名は「ユキ」。旅垢(たびあか)と言うらしく、日々旅の様子をSNSにアップしている。昨日から旅をしていて気付いたが、本名ではなくSNSの名前で呼び合うのはこの世界の常識らしい。僕たちは指定席だったので

「私はあっちの席なので」

そう言って遠くの座席に座った。


天塩中川(てしおなかがわ)駅を出てからはもう景色が凄かった。山の中をかき分け、牛や鹿とともに走り、渓谷のすぐ近くを疾走していく。こんなところにどうやって鉄路を敷いたのか不思議でたまらないくらいだ。旅人と思われる人たちは、スマホや一眼レフを取り出し、その車窓をカメラに収めていた。僕もなんとなくスマホで写真を撮った。


列車は南稚内(みなみわっかない)駅に到着した。ここでは生活利用と思われる人が多く降りていった。そして、発車した。


アルプスの牧場が流れ、アナウンスが車内に響く。


「まもなく終着、稚内、稚内です」


ついにここまで来てしまったと思わせる放送だった。日本の最北端の街、これ以上北へは続かない鉄路。そして、ゆっくりと走っていた列車はやがて停まり、僕は開いたドアからホームへと降りていった。


真っ先に目に入ったのは「北と南の始発・終着駅」と書かれた看板だった。稚内の反対には枕崎(まくらざき)と書かれている。名前くらいは聞いたことがあるが、よくは知らない。すると、さっき車内で喋っていたユキさんが

「枕崎はカツオが美味しいですよ。温泉もありますし、今度行かれてはどうですか」

「そうなんですね。それはとても魅力的です。就職する前に行ってみようかな」

「是非是非!」

そう話しながら僕たちは駅員に北海道フリーパスを提示した。


駅を出ると、そこには黄色い車止めと、現在の日時や温度が表示された看板があった。気温は23.5度。真夏なのに少し肌寒い。なんとなくスマホを取り出し、写真を撮る。ユキさんも隣で写真を撮っていた。女子はこういう時、自撮りなんかすると思っていたが、そうでもないらしい。


「私はこれから宿に行くので」

「あっ、はい。ではまたどこかで会えたら」

「はい!あっ、明日宗谷岬(そうやみさき)に行かれますか?」

「はい、行こうとは思っていますが」

「私、9時39分発のバスで行くんですけど、良かったら一緒に行きません?」

「あっ、僕もそのバスで行く予定です。せっかくだし、一緒に行きますか」

「そうですね!では駅前バスターミナルで待ってます!」


こうして僕たちは解散した。もしこれがデートと呼べるならば、僕の初デートは宗谷岬になる。まぁ、いいか。


時刻は18時ちょうど。僕もそろそろ宿に行きますか。


駅から10分ほど歩き、ホテルについた。

「予約していた山本です」

受付のおばあちゃんは

「はいはい、今日予約していた山本さんね。ここに住所と名前書いて」

にこにこと紙を渡される。

「東京からお越しで」

「はい。地元は松江なので東京のことは詳しくありませんが」

「そうかいそうかい。ここから少し歩いた南稚内駅近くには飲食店もお店もいっぱいあるからご飯はそこで食べるといいよ。コンビニもあるから。

「わかりました!」

そして鍵を受け取る。


古めかしいエレベーターで5階に上がる。廊下(ろうか)の匂いがどこか懐かしい。鍵とドアの部屋番号と一致していることを確認し、鍵を開ける。そして荷物を下ろした。

「うぁ~、疲れた~」

外はまだ明るい。僕は赤い屋根が並ぶ稚内の町を眺めながら、残っていた水を飲み干した。

最北端の町だが、松江よりも都会だと思えるほど建物は多かった。

しばらく休憩していたら長旅でお腹が空いたので、僕はまた外に出た。


稚内は想像以上に都会だった。飲み屋街もあればショッピングモールもある。あと、やたらとコンビニが多い。しばらく回ってみたが、どこも陽キャ風な人が多く入りづらかった。なので、結局コンビニでおにぎりと野菜、ペペロンチーノを買って、ホテルに戻った。


テレビを見ながらコンビニのご飯を食べる。日本どこへ行っても東京や松江と変わらない番組をやっているのだからすごい。インターネットもない時代にどうやってこんなことやっていたのだろう。久しぶりにテレビを見たのでこんなことを考えていた。


テレビではエアコンのCMが流れた。

「お宅もそろそろエアコン設置しませんか?」

北海道ではエアコンがない家庭も多いらしい。そういえばこのホテルにもエアコンがない。ガスストーブと扇風機が一台置いてあるだけだ。しかし、全く暑くない。これではエアコンを売るのも大変だろう。


ご飯を食べ終わり、テレビ番組も一つが終わり、時刻は21時になろうとしていた。そろそろ眠くなってきたのでシャワーを浴び、歯を磨いた。明日は9時39分に稚内駅前に行かなければいけない。まぁこの時間に寝れば朝6時には目を覚ますだろう。だが念のため朝7時にアラームをセットした。そして僕は明日見る世界を楽しみに目を閉じた。

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