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詩集『曲解』第三部
詩集『曲解』
第三部
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振り返ってみる夕陽における、地上と天井の位置を、詩曲。
ーただ、残念が俺の俺と言う場合の、曲解的結句。
お前の見たものが、お前が見られたものに、変容するだろうから。
ーもうそんな季節か、我々には時間が限られているのだろうか。
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それにしても、それが、それとして、それであり続ける極道の。
ー差異に関していえば、白昼の理論こそが、夢の原初に何。
鉄格子、振り返ってみる朝焼けが、交感神経に臨まれて。
ー沢山のエゴが、地球上に降り注ぐのを、待つだけなんだ。