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詩集『曲解』第十九部
詩集『曲解』
第十九部
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曲解の、曲解による、曲解のための、依然として、静謐な。
ー独自のフォームを、体現するんだ、遺憾なく、偉観なく。
おっと、そこの、汽車に乗って、ブルースを拝借。
ー典型的シェルターに隠された、世界の倫理の本質を。
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苦しみ抜いた先に、苦しんだものにしか、分からない景色が。
ーたとえるなら、俺は、馬や鹿と、戯れていたいだけなんだ。
誤謬だろう、脳内反芻する自己が、曲解を要求するんだ、脳が壊れる。
ー脳が壊れちまう、曲解ばかり、書いていると、書いていると、手が病へと。




