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詩集『曲解』第十七部
詩集『曲解』
第十七部
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怒りの碇は、ノスタルジアに、亡命するだろう、偉いことさ。
ー常人には、分かり得ないことが、分かることは分かるんだが。
通念を信ずれば、そこからフォームは、創造されるだろう。
ーならば、この書物は、アクチュアルだと言えるだろうか。
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タシスムに寄った、俺は、人生を展望する位置に、滑稽される。
ー目が回るだろ、お前は、雨垂れによって、発狂したんだ。
発狂すらも、曲解と捉える、俺は自分の永久は願わない。
ー自室にて、コップにコーヒーを注ぎ、今、夜を待っている。




