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詩集『曲解』第十四部
詩集『曲解』
第十四部
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脳髄を痛めつける、意図はなかったにせよ、自業自得か。
ーまだ、呼吸をしているのに、どこからか、風穴か、耳への。
それにしても、その反逆に、目立った傷はなく、途方にくれるんだ。
ーそうなら、白虎を飼いならして、目に見えない、世界へと対峙。
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気楽にいこうよ、楽天的に、そうさ、意志からの逃避さ。
ー分かった様で分からない、アンフォルメルの現在位置を確認か。
やはり、狂った状態で、その遠くを知るための、遠近法の発露。
ー芸術に帰着点を必要とした、我々の我々のための、特権さ。




