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詩集『曲解』第一部
詩集『曲解』
第一部
○
漆黒の闇の中に居る夢を見て、早起きもそうそうに、心が淀んでいる。
―まだお前の見た先の世界が来ないとでも、言いたげに。
この詩的世界を表現するため、パソコンの前に向かい、意識を定める。
―建築の意思を持て、何れくる、崩壊と融和の時代の混迷が。
○
俺は俺で居たいだけだったが、何処かで意識が、切断された様だ。
―お前が思い出すのは、悪いことばかりであって、所業を見直すと。
白昼のランボオとでも、言いたげな、朝の昼間が、夜として。
―分かり切ったことさ、アポステリオリが導きを支援してくれるさ。