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濃い恋がしたい!  作者: とさか
2章 距離の期待
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11月6日 大粒の雨

大雨どんどんびしゃびしゃ。予報もされていなかった大雨で、みんなが戸惑っていた。


今日は朝からずっと雨。部活は変わらずできたけれど、やっぱり雨だと気分が乗らないなぁ。

 これが久しぶりの雨だったら嬉しいのかもね。まあそんなことは特になく、最近は傘を必要とする日が多いから。

 それに伴って歩道が滑りやすくなっているな......。こけないように気を付けないと。


今思い返すと、小学校の頃はケガばかりしていたなぁ~。 女だけどね。 

 あとクラスの友達とずっと遊んでいたなあ。



うーん......。まあ高校生だから小学生みたいに仲良くはなれないか。一人ひとり悩み事とか、知られたくないこともあるだろうし。


かといって、距離を置くのも変な話だなぁ。 どうしたらいいのかな。答えのない問題だ......。


山崎君はどう思っているのかな、明日の夜練で友達関係の作り方聞いてみよう。

まあ、何はともあれ友達を作らないとなぁ。部活のことはだいぶ近づいたから、クラスで音楽好きな子とかに喋りかけてみようかな。


緊張するけど、一歩踏み出さないといけないよね。


そこからもっと輪を広げて、うん。まあ小学生まではいかないけど、まとまるクラスがいいよね。


こんなこと考えるのも学級委員の仕事でもあるし、入ってみようかな。今の子たちよりももっと頑張りたいし、クラスと仲良くなりたいな。


よし、次の委員は委員長になろう。非常に楽しそうだ。


山崎(やまさき)君とも最近喋れていないから、もっと彼との距離も縮めたい。課題は山積みだね、ひとつひとつ消化していこう。


11月7日 海影奈空(うみかげなそら)

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