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濃い恋がしたい!  作者: とさか
2章 距離の期待
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11月1日 ずっと楽しい

昨日のハロウィン!初めての仮装で、色々な人たちの家に行ったよ!!

この前、たまたま雑貨屋さんでハロウィン特集をやっていた。

その時に買ったかぼちゃの被り物。私の頭にピッタリ入ったなあ。

最初は乗り気じゃなかったんだけど、友達に無理やり勧められて......。その子と一緒に回ることにしたんだけどね!

そしてその子は、魔女???みたいな?? 公園から拾ってきたみたいな木の杖と魔女が良くかぶっているあの帽子。なんか色落ちしていたけど。

私の家から近い同じ部活の子のところへTrick or Treat!!! みんな待ってたようにして、あふれんばかりのお菓子をどさどさ持ってきてくれた。例えば、外国の飴?キャラメルの入った甘いチョコレート?マシュマロとかゼリーとか。


さすがに、こりゃまた太るな......。さすがに多すぎたから、家に行くときにおすそ分けした。

これじゃあただのお菓子交換会だね......。


そして部活の子のところへ回った後いきなり友達が、山崎君の家に行こうとか言い始めた。

こんな姿見られたくないのに......。コンビニの二の舞か。とでも思っていたら、またまた無理に引っ張られ気付けば

彼の家の前......。私の中で何かが吹っ切れたようで、そのままインターホンで彼を呼んだ。


お菓子も大量に余っていたし、そのまま交換会でもして......。ばれないように早く帰ろうってずっと思っていた。


のっそり彼が玄関から出てきた。はじめは誰だ??みたいな反応だったけど、途中からかぼちゃの中身が私であることがばれて......。とっても気まずい雰囲気になったよ。ばれたらもう仕方ないから大きい声で。

お菓子くれなきゃイタズラするぞ!!で押し通した。山崎君はなにも用意してなかったらしく、玄関に置いてあったチュッパチャップスをくれた。私もお返しにペロペロキャンディーを。


そのまま特に話すこともなく、彼の家を後にしたけど......。

なんか悪かったかなぁ。ちょっと引いてたし......ははは。 せっかく家に行ったんだからもうちょっと喋りたかったかも。試合終わってからまともに話したりしなかったからね。


とまあ、こんな風に今年のハロウィンも無事(?)終えて、次はテスト。

最近成績、悪くはないけど良くもないしな......。きっちりと勉強しないと。

中学の頃、この高校に入るために塾とかで必死に勉強した。とっても懐かしい。

合格の時の喜びは今でも忘れられない。そして将来的には大学もあるから、こんなところで満足してはいけないね。


山崎君にもまた教えてあげたいし、自分にも身になることを実行できるようになりたい。



11月1日 海影奈空(うみかげなそら)


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