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濃い恋がしたい!  作者: とさか
1章 2人の出会い
17/49

10月2日 家に招待してくれた

最近時が経つのが早い気がするなぁ。

時が経つ前に勉強もしとかないとね。

もうちょっと、文武両道したいな...。


勉強全然してなくて、さすがに次のテストすごいことになりそうだ....。

赤点はダメだぞ.........。




今日は、なんと海影(うみかげ)の家に招待してもらいました。

ちょっと休み時間の話で盛り上がってね。


俺がバイオリン弾けるのかー?って半信半疑に聞いたらあいつムキになって、じゃあ今日部活終わりに寄ってけ!!ってなった笑



そういえば、今日初めて学校から一緒に帰ったかもしれないな。

ちょっと雨も降ってたし、ゆっくり話してたら夜になっちゃうからあまりちゃんと喋れなかったけど。



海影(うみかげ)の家にいざ入る。

同じマンションだったから、あまり大きな違いはないかなと思っていたけど、比べ物にならないくらい俺の家より綺麗だったなぁ...。


さすが女子だ....。女子友達の家行ったことなかったから全然想像つかなかった。


玄関も綺麗に整えられてて、その先にあるキッチンで海影(うみかげ)のお母さんが料理を作っていた。

とっても良い匂いがしたなぁ....!!

お腹ずっと鳴っていたなそう言えば。


海影(うみかげ)の部屋にも入った。

コンクールのトロフィーだらけだったんだ!!

最優秀賞、特別賞、部門賞などなど....。

本物のバイオリンもあった!

初めて見た...。音楽に乏しい俺だからかな...すごい感動したなぁ。


演奏してくれたのは、ヴィヴァルディによる「春」だった。

予想してたのよりも、10倍は上手かった。正直びっくりしたし、なにより海影(うみかげ)本人がとっても楽しそうに演奏していたのが良かったかな。


「春」くらいはさすがに知ってるけど、オーケストラのコンサートに行ったことがなかった僕からしたら、とっても良い経験になった。



バレーの応援をされてる気分にもなったなぁ。

まだまだ練習頑張っていかないとね!!


そのあと、海影(うみかげ)と少し喋っていた。

バレーのアドバイス、最近の面白かった話とか...。


もう夜の7時を回っていたので帰ろうとした矢先、外へ出ると、雨が土砂降りだった。

傘持ってきてなかったから、近い距離だったけど、海影(うみかげ)がわざわざ貸してくれたんだ。


傘返しに行く時に、また海影(うみかげ)の家へ寄って行きたいな。


それか、今度は俺の家にでも来てもらおうか...。



とりあえず、とっても楽しかった今日でした。




10月2日 山崎陽向(やまさきひなた)

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