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随分と都合のいい夢だ(仮  作者: 雛菊 睡蓮
3/9

好奇心は猫をも殺すってことわざあったよね



扉を開いて、外に一歩出る瞬間、なにか薄い水の膜の様なものを通った気がした。


振り返っても、何も変わらないけど、手を伸ばしてみると確かにスライムのような感触がある。



「なにこれ!パントマイムみたい」



扉の境界線にあるソレに、手で触れながら、ふと握り込むようにしてみた。


すると手の中にスライムのような感触が残ってるので、興味本位に外側に持ち出してみる。


その瞬間、パリン、とどこからともなく何かが割れる音が聞こえた。



「ええっ!壊しちゃった!?」



グオオオオオオオオオオオオオオオオオ



割れて一拍してすぐに地を揺るがす大きな咆哮が聞こえた。



「やばい!何か知らないけど、すごく怒ってる声だ!」



ここにいてはマズイと感じてすぐさま逃走を図る。

人間パニックになると隠れようとすると思う。


ただ私が小心者なだけかも知れないけど、この時はとにかく逃げなくちゃと思っていたのだ。





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