表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
37/40

追跡の影──迫る危機、覚醒の予兆

夜の街は霧に包まれ、濡れたアスファルトに街灯の光が揺れる。

瓦礫の間をかすかに風が吹き抜け、雨上がりの匂いが街全体に漂う。


「……来るぞ、PrinceTAI!」

麗の声が背後から響き、PrinceTAIは胸の黒金色の力を微かに揺らす。

路地の奥に、Jの影が動く。

黒銀色の気配――かつてない冷たさを放ち、街の空気まで凍りつかせる。


咲は後方で身を固め、金色の光を微かに放つ。

「PrinceTAI……気をつけて!」

その声が胸に響き、力がさらに覚醒の片鱗を見せる。


影が一気に襲いかかる。

瓦礫を蹴散らし、闇の波動が路地を揺らす。

PrinceTAIは瞬時に黒金色の力を展開し、衝撃を弾き返す。

咲も光を前方に放ち、麗が側面を固める。

三人の連携が瞬時に完成し、戦況は膠着状態に。


「咲、麗!俺に続け!」

PrinceTAIの叫びと共に、胸の黒金色の炎が一気に膨らむ。

咲の光と共鳴し、渦巻く光の柱が街全体を包み、闇を押し返す。


影はなおも攻撃を繰り返すが、PrinceTAIの力は徐々に安定し、さらに強くなる。

咲の光も増幅し、街灯の光と重なって金銀色の竜のような光景を作り出す。

麗が俊敏に動き、敵の背後を突き、影を次々に封じていく。


しかし、影の最奥から、Jの存在が微かに現れる気配――

PrinceTAIの胸に過去の記憶がフラッシュバックする。

「これが……俺の力……覚醒の兆しか……!」

胸の奥で黒金色の炎が大きく揺れ、街全体を照らす光となる。


咲は勇気を振り絞り、PrinceTAIの胸にしがみつく。

「一緒に……私も……!」

その言葉が、力の共鳴をさらに強化し、街を揺るがす衝撃となる。


夜の路地は光と闇の衝突で揺れ、雨粒が金銀の光に反射して宙を舞う。

三人の連携が完全に機能し、Jの影を退ける瞬間――

街に再び静寂が戻る。


だが、遠くの霧の中で、Jの冷たい笑いが微かに響く。

「まだ……序章に過ぎぬ……」

新たな試練の予感が、夜の街に漂う。


PrinceTAI、咲、麗――三人の絆はさらに深まり、力も覚醒への階段を駆け上がった。

夜明け前の静寂は、嵐の前の一瞬の安堵――そして次なる戦いの序章だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ