真の刺客、降臨──PrinceTAI覚醒の瞬間
夜の街は雨と霧に包まれ、濡れたアスファルトが街灯に反射して金色の光を揺らす。
PrinceTAI、咲、麗の三人は路地の広場に立ち尽くす。
そこに現れたのは、Jの真の刺客――黒銀の鎧に覆われた巨人のような影。
「……これが、本物の力か」
PrinceTAIの胸が高鳴る。
封印されていた力の残滓が、全身を震わせ、光と闇の波動を感じ取る。
咲は小さく手を握り、胸の中で力を呼び覚ます。
麗も構えを取り、三人の呼吸が完全に同期する。
「行くぞ、咲、麗!ここで決める!」
黒金色の光が指先から迸り、咲の金色の光と絡み合って渦を作る。
街全体が揺れるほどの光の衝撃が、霧の中に爆発する。
刺客の巨影が振るう一振りは、街のビルを揺らすほどの破壊力。
だが、PrinceTAIの光の盾が瞬時に展開し、咲と麗を守る。
反動で瓦礫が飛び散り、雨粒が光に反射して夜空に星屑のように舞う。
「咲、目を閉じるな!力を貸せ!」
咲が頷き、両手から放たれる金色の光が光の渦に加わる。
その光がPrinceTAIの覚醒を完全に呼び覚まし、黒金色の光が全身を包む。
「これが……俺の本気だ!」
胸の炎が弾け、力の波動が街全体を駆け巡る。
刺客の攻撃はすべて弾き返され、逆に反撃の光の刃が放たれる。
麗も加勢し、三人の連携が完璧に機能する。
咲の光がPrinceTAIの黒金色の力と融合し、渦巻く光の竜となって刺客に襲いかかる。
巨影が咆哮し、影をばらばらにしながら飛び散る。
「やった……!」
咲が歓声を上げ、雨に濡れた髪を振るわせる。
PrinceTAIは胸に彼女を抱き締めながら、全身の力を感じる――封印が完全に解け、力は覚醒したのだ。
だが、遠くでJの影が微かに笑う。
「まだ……序章に過ぎぬ……」
夜の街に静寂が戻る。
光と闇の衝突の中で、三人の絆はさらに強く結ばれた。
覚醒したPrinceTAI、咲、麗――彼らの運命は、これからさらに大きく動き始める。




