夜明けの決意
クラブ「NEO」のフロアは、夜の光と音楽に満ちている。
Prince TAI――太子は、王子として華やかに振る舞う一方で、闇の執行者の影を常に意識していた。
「今夜も、楽しませる――そして守る」
微笑むPrince TAIの背中には、千年前の決意と現代での責任が重なっていた。
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咲と麗も側にいる。
「Prince TAI、無理はしないでね」
「そなたたちの心配は無用だ。共にいる限り、俺は立てる」
二人の信頼と絆が、Prince TAIの力を支えている。
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闇の執行者がフロアの奥に姿を現す。
「王子よ、そろそろ真の力を見せてもらおうか」
その声は冷たく、計算され尽くした威圧感を帯びていた。
Prince TAIは微笑むが、心は戦闘態勢。
剣の力――“和魂ノ剣”の残光を胸に、敵の動きを見極める。
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フロアの一角で、計算された小さなトラブルが起きる。
酔客が絡み合い、Prince TAIは瞬時に介入。
笑顔と声で鎮めるが、これは闇の執行者の策略の一部だった。
咲と麗もすぐに駆けつけ、Prince TAIと連携。
信頼と絆が、王子の力をより強固なものにする。
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夜が深まる中、Prince TAIは心の中で誓う。
「守るべき仲間と街――そのために、俺は戦う」
千年前の決意と現代での誇りが、夜明け前の闇の中で光を放つ。
フロアの外、闇の執行者は次の一手を練る。
Prince TAIの二重生活、王子としての夜と転生者としての戦い――その限界が今、試されようとしていた。




