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うるさい目

つい見てしまった。

授業中、誰にも見られていない状態で見る隣の席の女の子の横顔。



「かわいいなぁ‥‥‥」

キモい、我ながら本当に気持ち悪いと思う。‥‥でも仕方ないじゃん!好きなんだもん!



「あ、消しゴム落とした‥‥。でも、反対側か‥‥。」

隣の女の子が席の左側に消しゴムを落とした。俺は女の子の右側の席だから真反対だ。


「反対に回って取りに行くか‥‥?でも、不自然過ぎるよな‥‥。」

右側のやつが左側に消しゴムが落ちてることなんたら気づくはずがない。



「見てるのがバレるのは恥ずかしいなぁ‥‥。」

俺にも人並みの羞恥心があるのだ。


そうこう考えていると女の子、本宮さんの左側の男、山田がしゃがんで消しゴムを取った。


「あ、落としたよ‥‥。」

「ありがとう‥‥。」

「かわいい消しゴムだね‥‥。」

「?、普通にM◯NOの消しゴムだよ?」

「あ、本宮さんの顔見てたよ。」

「ふふ、何それ?なんでそんなにキザっぽく言うの?」

「えー、だって本当のことだよ。」

「えー、嘘でしょー?」



「いいなぁ‥‥何だよその羨ましい会話‥‥。」

いいなぁ!!!俺もそんな会話本宮さんとしたいよ!!


最初のうちは小声で話してたのに段々声が大きくなって後半なんて普通の声で話してんじゃん!!



「??」ジロ

「危ない‥‥。」

流石に見過ぎていたのか本宮さんがこちらを振り向きかけていた。


「危ない‥危ない‥‥、本宮さんに見てるのがバレたら恥ずかし過ぎる‥‥俺はシャイなんだ。」

でも、なんか本宮さんの目鋭くなかったか?

もしかして、本宮さんも俺のこと気になってたりして!!

「そうだったら良いなぁ‥‥、ふへへ‥‥。」








ちょっと前から気になっていた右側の席の岡野くん。

「キモいなぁ‥‥。」

本当に気持ち悪い!!なんかずっとぶつぶつ言ってるし!ずっとこっちのこと見てくるし!


「早く席替えしたいなぁ‥‥。」

別に席替えじゃなくても転校でも交通事故でも何でもいい!とりあえず離れたい!


「はぁ‥‥‥。」

左側の席の山田くんは良い人?まぁ、カッコいいからキザっぽくふざけてても何とも思わないけど。

なんでこうなっちゃったかな?



目は口ほどに物を言う


心の声の大きい2人でした。

途中までは恋愛チックにしようと思ってたけど、最初のの文で主人公がキモいと思ったらこうなりました。


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