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頼んだ覚えのない膝枕
目覚めると俺は膝枕されていた。俺、膝枕お願いしたっけ?
柔らかい腿がとてつもない眠気を誘う。
彼女はサラサラとつやのある黒いロングの髪に大きくてクリクリとした目に白いワンピースを着ていた。
俺のタイプど直球だ。
あぁ、また眠っちゃいそう‥‥‥いやいや、眠るのはダメだ。
鼻腔をくすぐるカレーの香りが俺を眠気から覚ます。
俺の好きな食べ物はカレーで、特に、ひき肉を使ったキーマカレーが大好物だ。
(ナンがあるところを見ると、もしかしたらキーマカレーかもしれない。)
俺の周辺も綺麗に片付けられている。
ちょうど一ヶ月前に掃除機を買ったが全く使っていなかったことを思い出した。
(掃除機を使ったのに俺は起きなかったのか。)
「うふふ。」
目の前の彼女はまるで俺を慈しむような顔で見つめている。きっと、彼女がやってくれたのだろう。
でも、疑問が残る。
俺、鍵閉めたっけ?
俺は何時間眠ってんだ?
なんで膝枕されてるんだろう?
この子はいつ入ってきたのかな?
この人誰だろう?
どうしよう怖くて声も出ない‥‥‥。
残暑が残ってるので少しホラーを




